案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。
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2026年7月2日木曜日

曇天の加賀平野

「曇天の加賀平野」

加賀温泉郷が衰退する、ずっと前、動橋から山代温泉行きの電車が走っていた。

黒く垂れ込めた黒い雲は、今にも雨か雪を降らせそう。暗い北陸の冬空の中で、遠い山並みだけが僅かに光っていた。

かつて、こんな鉄道が走っていたことは、地元でも忘れ去られてしまったかも知れない。



新動橋 - 庄 1964.12.29


  北陸鉄道 加南線 1964年12月
  (AIカラー化画像) 今やスマホの時代、画像(彩度他)と文章(段落)をPCとスマホどちらに向けて作成するか悩みます。
PC用に仕上げてもスマホで見るとガッカリ。今回はスマホ画面向けに仕上げてあります。
 

2025年1月18日土曜日

曇天の加賀平野

 

北陸鉄道山代線 新動橋-庄 1964.12.29



小さな停留場 庄


左に庄の駅が見える.


庄の拡大


写真は庄近辺で、粟津線(廃線)が分岐していた宇和野駅はこの2つ先となる.


国鉄と接続していた新動橋駅.


2025年1月4日土曜日

オリンパスペンから落穂ひろい(3)

 2025 新年

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。



北陸鉄道加南線(山代線)の新動橋から歩く.1964.12.29


2024年12月28日土曜日

オリンパスペンから落穂ひろい(2)

北陸鉄道片山津線の動橋(いぶりばし)駅はTMS188号(1964年)やシーナリーガイドに掲載された河田耕一さんの記事「温泉電軌のりかえ」で人気になりましたね。私が訪問したのは1964年の12月29日でした。まだ北陸の温泉郷が賑わっていた時代だったのでしょう。




国鉄ホームから見たのりかえ駅風景.


隙間だらけの木造車庫の奥にいろいろな物が.


古い松葉スポーク車輪の貨車.


左の路面は線路が外されたのか、ここが代行バスの発着所になっていた.


味わい深い民家に囲まれた終点片山津駅.
下の2枚が35mmネガから

2024年12月27日金曜日

オリンパスペンから落穂ひろい(1)

オリンパスペンで撮ったハーフサイズネガにはスキャンしても未使用の模型用カットが大量にある。それを整理していると僅かに取りこぼしスキャンもあり、そんな1枚を初めてスキャンしてみると新鮮で楽しいものです。

ハーフサイズネガにあったこんな取りこぼしスキャンの1枚。 


夕暮れの動橋駅. 北陸鉄道片山津線 1964.12.29

2020年10月17日土曜日

大聖寺川を渡り山代へ

鉄道模型趣味(TMS) 11月号の"地方私鉄 失われた情景"第17回は「大聖寺川を渡り山代へ」北陸鉄道加南線です。1964年、木立を背に田園風景の中を温泉通いの電車が走っていた情景はまるで模型のようであった。




1966年航空写真。

一面田んぼだったところに今では豪華な温泉施設が並び、昔の面影残すは神社の木立くらいか。

1964年の一面の田んぼ。

大聖寺川を渡る。

土手を行く元温泉電軌モハ1800形

2019年8月28日水曜日

加南線 山代駅


以前使った加南線の路線図を一部訂正して再掲します。


先ほどまで曇天だった雨上がりの空から一瞬まぶしい陽が差し込む温泉町山代。
撮影:1964.12.29
スキャンをやり直して自転車のオバサンの顔がかろうじて現れた。生活と道路と鉄道が優しく調和していた。

眩しい太陽の下、電車区の脇を通って山代駅に到着する。

温泉町山代の街並みを背後にした山代駅。待合室の壁に書かれた「山代温泉」がかすれている。

新動橋行きの準急が走っていた。所要時間はきっと各停と変わりなかったのだろう。


2019年8月27日火曜日

加南線 河南~山代間の風情

北陸鉄道加南線のロマンスカーから、広島電鉄のブリルの話になり、さらに加南線に戻って元遠鉄クハ1600形のブリルの話になり、そしてクハ1600形が走っていた「河南~山代間」の風情をとり上げてみたくなりました。

この区間の風景は平凡過ぎて大聖寺川を渡る1枚のみを写真集に使いました。平凡過ぎる田園風景も今ではすっかり変って驚くばかり、遠い昔の田園風景を何枚かアップしてしてみます。
こんな鉄橋や木立と桜並木がある築堤を行く田園風景はモジュールやシーナリー・セクションの題材として如何でしょうか。

撮影:1964.12.29
河南を発車した電車が大聖寺川の鉄橋を渡って山代へ向かう。

木立の脇の築堤を電車は山代へ向かう。
この辺りに大きく立派な山代温泉施設をど~んと建てたようです。

桜並木を背にブッシュが茂る築堤を行く。

築堤の先に見える建物は温泉旅館か。

その先で小さな凸凹路と並走する。
頻繁にやって来たクハ1603+モハ3301は河南~山代間を区間運転していたのでしょう。

雨上がりの温泉町山代に新動橋行きが到着する。

2019年8月24日土曜日

小さなブリル台車 2

北陸鉄道加南線の電車で気になったのがこの小さなブリル台車です。

遠州鉄道から車体のみ購入したクハ1602と1603は、北鉄の手持ち台車を次々と交換して行ったようだ。車両竣功図によれば元々は日車D-16 軸距2200mmであったが、こんな極小軸距のブリルに履き替えた実にユーモラスな時代があった。

撮影:1964.12.29
加南線クハ1603のブリル  軸距1219  

加南線クハ1603  山代

加南線のクハ1603(元遠州鉄道クハ) 河南-山代
極小軸距のブリルを履くと車体とアンバランスな台車で実に魅力溢れる電車となる。

大聖寺川を渡って草ぼうぼうの区間を行く。河南-山代

こちらは加南線モヤ503のブリルだが1ランク上?と推定される(軸距1473? )

電動貨車モヤ503 その後EB221になる。

2019年8月12日月曜日

加賀温泉郷通いのロマンスカー

北陸鉄道加南線にカルダン駆動のロマンスカーが投入されたよき時代。
山代温泉、山中温泉の客をロマンスカーで運んだよき時代。
そしてすぐに終焉を迎えたロマンスカー。
鉄道模型趣味8月号にカラーで紹介されたchitetsuさんの「歴史のひとこま」のイメージはこの時代の山代車庫が目に浮かぶ。

鉄道模型趣味8月号 chitetsuさんの「歴史のひとこま」のシーン。


撮影:1964.12.29
刻々変化する雨雲から一瞬差し込んだ太陽に輝いたロマンスカー「くたに」。その隣に元温泉電軌の古参電車。 山代車庫

山代車庫

ツートンカラーに塗られた6000系「くたに」 山代車庫




ロマンスカーから電動貨車まで変化に富んだ題材ありの山代車庫。

雨降る河南を発車し山中温泉へ向かう「くたに」。