案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。
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2026年5月27日水曜日

「ディスカバード・ジャパン」 鉄道沿線に見るこの国の姿、今昔。

著者 大木茂さんが十年掛けていたのはこの本だった。16歳から日本各地の鉄道を撮り歩き、十年かけて記録した風景。その半世紀後、再び同じ場所に立ち、失われた線路や変わり果てた街並みを十年撮り続けた。

車で全国を巡りながら、十年を費やしてまとめ上げた「日本の今昔」。それは単なる鉄道写真集ではなく、この半世紀で地方がどれほど衰退し、風景が変わってしまったかを物語る記録であった。

一つの時代を見つめ続け、なお撮り続ける。その団塊世代の気力と執念に、ただただ敬服するばかりである。あの時の現場で何を想い、半世紀後の現場で何を想ったか、本を開くと惹き込まれる写真+エッセイの本。




2022年7月15日金曜日

写真集 上田丸子電鉄の記憶

やはりこの時代の駅風景はどこの路線でも魅力的です。
1966~1973年に掛けて撮影された上田丸子電鉄の写真集が今年6月に信濃毎日新聞社から発刊されていました。丸子線、真田傍陽線、別所線の3路線を駅ごとに纏めた情感溢れる駅の写真が主体で、解説はほぼキャプションのみの写真集でした。

前回発刊された公文書・報道・記憶でたどる上田の鉄道「別所線 百年物語」に各路線の歴史と地図が詳しく掲載されているのでこれとセットの感じです。
車両に関しては昨年発刊された髙井薫平さんの地方私鉄シリーズ第13巻「上田丸子電鉄」があります。

奥村榮邦 写真
編集者:信濃毎日新聞社出版部
発行者:信濃毎日新聞社
定価 2,200円(税込)


見開きが30数点ほどあり、やはり写真集は見開き写真に感動があります。


信濃毎日新聞社発行

2021年11月30日火曜日

大木 茂さんの写真展(2)

大木茂さんの写真展(最終日)へ再び行ってきました。
「ぶらりユーラシア」~列車を乗り継ぎ大陸横断、72歳ひとり旅~

紀行文と写真を綴った絵巻物はよくある写真家の異国の旅の写真展とは違って、私の先入観かもしれないがやはり蒸機写真集『汽罐車』を原点とした大木さんならではの親しみを感じる。きっと鉄道ファンなら誰もが同じと思われる。

文明が衝突して来た北緯40度線近辺のルートをシベリアの果てからポルトガルまで地球を半周するとそこにある様々な変化。膨大な記録から鉄道写真(私の定義です)だけを見ては失礼になりますが何枚か鉄道写真の事例を取り上げてみました。

私は社会がゆるいと人々に優しさが存在すると感じたが、本のあと書きによると大木さんは国によってなぜ「人々の心の優しさ」に差が生まれるのか、これは中々難しくて理解できなかったそうです。「人々の心の優しさ」は非常に大切な視点で注意深く観察し考えてみたとありました。
やはり、何気ない駅風景や車内風景を捉えた大木さんの写真には人々の心の優しさが感じとれる。例えばカメラ向けられても平気で気にしない人々の心の優しさや社会など。

これまで海外の鉄道には全く関心ない私だったがこういう鉄道写真には堪らない魅力を感じてしまいます。







2021年11月28日日曜日

大木 茂さんの写真展(1)

一昨日見てきました.
「ぶらりユーラシア」~列車を乗り継ぎ大陸横断、72歳ひとり旅~
オリンパスギャラリー東京(新宿) 

本日11月28日(日)が休館日であり残すところ明日29(月)のみとなった。
もう一度見に行きたい絶対お薦めの写真展。