案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。
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2023年7月27日木曜日

最近の再スキャンより 片上鉄道

先日の再スキャンで61年前のネガは今もセーフだった。 一時期だけ facebookに投稿したものです。
 撮影:1962.7.28


鉱山がある棚原からやって来た列車は山陽本線をオーバクロスし緩やかにカーブして和気に到着する.まだトラック輸送になる前で鉱山の貨物量はけっこうあったようだ.C11-102


和気駅で活躍するC13。


国鉄乗換客で賑わっていた夕方の和気駅。



片上構内のC13。

2012年9月1日土曜日

真夏の片上鉄道3 片上の蒸機

昭和37年の訪問時に片上鉄道に在籍していた蒸機はC11×3両、C12×2両、C13×2両の計7両であり、C11とC12は国鉄と同じだが払下げではなく民鉄向けに製造された蒸機である。
C13は一見C11によく似ているが元はテンダー機であった経歴に興味深いものがある。

このC13は石原産業向けに製造された日車1Cテンダー機をタンク機に改造して片上鉄道に入線したことは良く知られているが、臼井茂信氏の「機関車の系譜図3」によれば、この石原産業向1Cテンダー機は樺太鉄道向けの亜流とある。片上C13の原形に近いと思われる樺太鉄道向7720形の写真を見るとテンダー機にしては動輪径が小さく、これと較べるとC11やC12は実に堂々とした動輪周りに見える。

C13-51  片上  1962.07.28

和気


片上

C12(上)と比較したC13(下)の動輪周り.C12動輪径1400φmmに対しC13は動輪径1250φmmと
径が小さい分こじんまりとしている.

C12-202と201. 201は自社発注で、202は大井川鉄道向けに製造されたもの

庫に休む C11-103
C11-101~103の3両を自社発注した民鉄向C11.

2012年8月30日木曜日

真夏の片上鉄道2 素晴らしき混合列車

オープンデッキ付客車ホハフ2002を最後尾につけた混合列車。混合列車に乗るのはこの時が初体験で片上まで混合列車を楽しんだが、お陰でこの混合列車を撮れなかったのが残念だった。1962.07.28

このオープンデッキ付ホハフ2000形は5両製造されたそうで、まるで国鉄オハフ61形の全長20mを17mクラスに縮めたような車体であった。昔の模型でよく全長短縮自由形ボディが発売されオハ61形などもあったような気がする。これをオープンデッキ付に改造すれば片上風客車となり、このホハフ2000形は模型のよき題材であった。嬉しいことにホハフ2003と2004は今でも動態保存されているようです。
こんな客車に乗ってごきげんな我ら。和気

乗車した素晴らしき客貨混合列車の編成は。
 片上行 C12+無蓋車数量+ワフ15+ホハフ2002
 棚原行 C12+無蓋車数量+ハフ50+ホハフ2002+ホハフ2001+ワフ15+後部C13

片上鉄道にしかいないC13

和気駅で編成されたホハフ2002+ワフ15+無蓋車+C12の 片上行混合列車

混合列車を牽引したのが C12-201.

こんなワフもいた。
ワフ11
ワフ2

2012年8月29日水曜日

真夏の片上鉄道1

昭和37年夏の旅は別府鉄道を訪問後、姫路に出て山陽本線に乗り和気へ向かった。
片上鉄道がある山陽本線和気駅は真夏の午後の強烈な日差しと暑さであった。
この時代 コンビニも自動販売機もなく、水筒の用意もなしで水分補給に気を使った覚えはない。
たいていは駅で水道水を飲み、和気駅前食堂で食べた15円の「氷いちご」は滅多にない贅沢であった。

鉱山がある棚原からやって来た列車は山陽本線をオーバクロスし緩やかにカーブして和気に到着する.
まだトラック輸送時代になる前で鉱山の貨物量はけっこうあったようだ.C11-102 1962.07.28

1枚目の写真はC11牽引の貨物だが、C13が牽く貨物もやって来て
和気駅構内では片上名物C13が忙しく入替作業に励んでいた.

興味深い片上のC13をじっくりと眺め感動したものだった.

棚原から片上へ運ぶ鉱山貨物

山陽本線に乗り換える乗客で賑わう和気の片上鉄道ホーム.片上行キハ3001

ワフ15
次にやって来たのはC12が牽く混合列車で
C12+トム1500型(社型)数量+ワフ15+ホハフ2002の編成で和気駅を発車した.
混合列車の最後尾に繋がれたオープンデッキ付ボギー客車ホハフ2002に乗って片上へ向かう.
デッキには「デッキは危険ですから客室へおはいりください」の注意書が.

2010年6月27日日曜日

C13がいた片上鉄道


C13  和気  1962.7.28

片上鉄道は、同和鉱業柵原鉱業所がある柵原から山陽本線和気を経由し、赤穂線の備前片上まで鉱石輸送が目的の鉄道であった。
1962年の訪問時、C11と片上鉄道だけにいたC13が活躍していた。確か樺太鉄道のテンダー機をタンク機に改造した記事を読んだような記憶がある。大変珍しい蒸機C13にとりつかれ模型製作に取り組んだことがあった。

交換駅のキハ3004