私が小さなブリル台車に夢中になったのはこの1枚の写真です。1967.3.7
広島電鉄・宮島線荒手車庫に休む1010形改造車1011+1012。
軸距を極端に縮めた最小クラスのブリル製台車が可愛い。
鉄ピクによれば写真の1010形改は正真正銘のブリル製造ブリル27E-1を履いていたようで、この小さな軸距1219mmブリル型台車は広電1010形、1020形、旧1040形と連接改造後の1040形に使われていた。
8/16から18日までビックサイトで開催中のJAMコンベンションで昨日これを見てきました。広島電鉄宮島線旧1040形。昭和32年に連接車化する前の姿は、小さなブリルと車体が魅力溢れるプロポーションで、実にまんがチックな電車です。模型の車輪径(実物換算)は実物より小さいよう?でプロポーションがよけい強調されている。
よくこんな稀有な題材を戦後カラーリング含めて再現したことに驚かされます。
この16番1/80に使われたYAMA模型のブリル76Eは軸距17mmで実物1219mmに最も近似のサイズ。40年前頃に手に入れた「だるまや」のブリル76Eも軸距17mmでした。