鉄道模型趣味(TMS)誌 4月号の裏表紙に発売広告が掲載されました。
「地方私鉄 失われた情景」が4月20日に機芸出版社から発売されます。
概要はここに挙げた計44の路線です。
「地方私鉄 失われた情景」が4月20日に機芸出版社から発売されます。
概要はここに挙げた計44の路線です。
発売まで1ヵ月ありますので内容の紹介は徐々にお知らせして行きます。
6年前の写真集「地方私鉄1960年代の回想」上下巻に引き続きまた名取編集長に編集をお願いして「地方私鉄 失われた情景」が出来上がりました。今回も時代は1960年代です。
TMS誌に2019年から2022年まで3年間連載した記事を1冊に纏めるだけでなく、再編集して更に新たな路線を加え計44路線として纏めてあります。
あの時代の情景は今やそのほとんどが失われ写真や動画やジオラマでしか感じることができなくなってしまった今、写真を見ると私は郷愁というよりジオラマが目に浮かび、看板、服装、家並みなどがまるでジオラマの小道具のように思えてしまいます。そこには無機質ではないあの時代の風情が漂っている。それが感じられるようになったのは60年の歳月と世の中の進化のせいなのでしょう。
あの時代の情景は今やそのほとんどが失われ写真や動画やジオラマでしか感じることができなくなってしまった今、写真を見ると私は郷愁というよりジオラマが目に浮かび、看板、服装、家並みなどがまるでジオラマの小道具のように思えてしまいます。そこには無機質ではないあの時代の風情が漂っている。それが感じられるようになったのは60年の歳月と世の中の進化のせいなのでしょう。
国鉄紀勢本線藤並駅のホームに降り立つとそこに有田鉄道の粗末な出札小屋と簡易な乗換改札口があった。改札口の先に停車していた有田鉄道キハ210はよく見かける元国鉄42000形の顔で、赤ん坊を背負った乗換客などが乗車すると金屋口へ向け発車して行った。
藤並 1964年夏