案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年4月24日日曜日

鹿児島市電 鹿児島駅前

桜島と鹿児島駅前電停  1967.3.1

高い建物や木立もなく、やたら空が広い鹿児島駅前。
1960年代の九州では、どこの駅もSLが吐きだす煙で駅前の空が黒ずんでいた。
3月始めの春とはいえ、強烈な陽ざしが南国的で、噴煙を上げる桜島と
市電の標準カラー(橙と緑)が印象的であった。


国鉄鹿児島駅が見える。601

昔のカラーの601

607


鹿児島市電 標準カラーに塗られた203


鹿児島駅構内で忙しく働き、煙を吐き出すハチロク

2011年4月11日月曜日

石神井川の桜

今年も華やかな季節を撮ってみました。

満開の桜 西武鉄道新宿線 東伏見 - 武蔵関 '11.04.07


今日の花吹雪で桜も終わる。   東伏見 - 武蔵関   '11.04.11


 東伏見 - 武蔵関   '11.04.11

2011年4月10日日曜日

耶馬渓線 青の洞門

羅漢寺の駅を中津方面に戻ると、耶馬渓の山国川に面しそそり立つ競秀峰の裾にある「青の洞門」が右手に見え、山国川の鉄橋を渡り洞門駅に到着する。

羅漢寺駅(左手)の駅前と、背後にそそり立つ競秀峰。  1967.3.5

羅漢寺を出た気動車の車窓右に鳥居が見える。洞門 - 羅漢寺

鳥居の向こうのに、山国川に沿ってそそり立つ競秀峰とその裾にある
大分県指定史跡 全長約342m 「青の洞門」が見える。


青の洞門(隧道、トンネル)


2011年4月4日月曜日

関東鉄道鉾田線 元国鉄07系他

鉾田線を訪問した時は、元東横やびわこ型の流線型気動車に目を奪われ、元国鉄07系には目が向かなかった。ネガをスキャンして良く見ると、石岡機関区の元国鉄07系では更にキハ42504が居た。入線直後の姿であったのだろう。そして奥にはキハ42503が居て、これら2両はお馴染みのキハ602と601に変身し廃線の日まで活躍した。

異様に大きなヘッドライトが目立つキハ42504→その後改造でキハ602に。 1966.8.28 石岡

キハ42503→その後改造でキハ601に。

キハ602   浜 - 玉造町   2007.3.16

昭和11年日車製のびわこ型キハ201と DC351   1966.8.28 石岡

 旧東横の流線形キハ42201と42202 1976年廃車。1966.8.28 石岡     再アップ画像

桃浦を行くキハ42502    1966.8.28

桃浦を行くキハ42501。 沿線には藁ぶき屋根が見える。
DD451の列車 桃浦

2011年4月3日日曜日

関東鉄道鉾田線 鉾田

鹿島鉄道(関東鉄道鉾田線)の45年前の夏の日。
元国鉄キハ07型に乗って鉾田まで行ってみた。

キハ42502  石岡 1966.8.28


キハ42501  鉾田 1966.8.28

廃線直前の鉾田 2007.3.28


こんな昔の光景も、2007年の廃線まで変わらないようであった 鉾田駅。

鉾田にあった駐在所

鉾田を出発したキハ42501