案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年4月6日水曜日

雨の上熊本2

国鉄上熊本駅前に「菊池温泉方面行き電車のりば」の看板を掲げた熊本電鉄の駅があり、ここから藤崎線の北熊本まで小さな電車が単行で往復していた。
国鉄駅前にある温泉行き小私鉄駅の感じが中々のものであった。今ではこんな風景も全てが一変してしまった事であろう。雨のため熊本電鉄はここで中止し、時刻表を調べて今夜の宿となる夜行列車ルートを決めると国鉄熊本駅へ急いだ。

雨に濡れる熊本電鉄の電車のりば。↗ が国鉄上熊本の駅舎。   1967.3.4

上熊本駅の佇まい。 ↘ が国鉄上熊本駅前。

北熊本行きの小さな電車 モハ71

有蓋緩急車 ヤ5。
ホーム側の線路は国鉄駅前を路面電車の方↗ へ延びていたような?


雨の中をモハ71単行が行く。 上熊本 - 韓々坂

2 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

雨の熊電、痺れますね!
上熊本支線のこの電車は私も撮影しました。貨車もいいですね・・もともとの3フィートナロー時代のものなのでしょうか?

katsu さんのコメント...

Cedarさん
貨車は小さな車体から3フィート時代のものと思います。ここも車種が多くこれからネガをスキャンするのが楽しみです。電車好きのCedarさんにとって、当時の熊本電鉄は大変魅力的な鉄道だったのでしょうね。