案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2022年5月27日金曜日

ある日の上石神井駅

青空になると撮りたくなる何気ない地上駅の風景。


西武新宿線上石神井 2022.5.23





Photo by iPhone12

2022年5月24日火曜日

銚子電鉄 ある夏の外川駅

今月発売のTMS 6月号 地方私鉄失われた情景第36回は「ある夏の外川駅」銚子電鉄です。
3年間続いた連載もこれにて終了です。見て戴いた方々に感謝申し上げます。

この連載で2ページの情報からジオラマ製作の参考になれば嬉しいです。
昔、TMSでよく使われたのが「安楽マニア」という用語。私はこの安楽マニアで失われた情景を2頁に纏めると頭の中にジオラマができたような気分になったものです。






オリンパスペンで撮った最も夏の外川駅らしい1枚。

2022年5月21日土曜日

新装版「軽便探訪」

 2003年6月に機芸出版社から初版が発行された新井清彦さんの名著「軽便探訪」が新装版として復刊しました。
著者の取材に基いた車両図面や構内配線図の作図が機芸出版社ならではの圧巻で、軽便鉄道ファンなら必携の一冊になっていると思います。初版発行以来品切れだったのがなるほどと思われます。

1927(昭2)年生まれの著者が軽便訪問したのは1965~1970年あたりが多く、まだマイカー普及前の昭和40年代前半に三菱コルト600で全国を駆け巡った時の年齢は40歳頃。
そして2003年に情熱を傾けた軽便の集大成「軽便探訪」259頁初版を出版されたのが76歳、大変な名作を世に残されたものです。



新装版(2022年)と初版(2003年)
19年前の初版は定価:本体6190円+税でしたが、
今回の新装版は定価:3600円(税込)で12ページ程増えています。

新たに追加した東洋活性白土専用線の誌面は、初版とは趣が異なる現編集長ならではのデザイン(写真の配置他)で模型資料に止まらず写真集の感じが楽しめました。





2022年5月10日火曜日

2022年5月6日金曜日

多摩湖自転車歩行者道を歩く

 最近、ウォーキングでよく行く多摩湖自転車歩行者道。

武蔵野市関前5丁目交差点に多摩湖自転車歩行者道のスタート地点がある。
自宅からここまで3km。ここから多摩湖畔までが11kmほど。


西武新宿線に接近する小平~花小金井間。




緑のトンネルが続く多摩湖自転車歩行者道。


小平に到着。
ここで終わる時があれば多摩湖まで歩く時もある。


多摩湖線八坂の先で西武国分寺線の踏切を渡る。


西武多摩湖線。武蔵大和-八坂


多摩湖畔まで3+11kmのウォーキング。

2022年5月1日日曜日

ある時代の横浜風景

すっかり変わった今の横浜を見て昔の横浜風景を思い出してみました。


みなとみらい地区 2022.4.23
かつて横浜機関区があったところ。

1963年5月、横浜市電を撮る前に横浜高島町の高島駅(貨物)の一角にあった横浜機関区を訪問してみた。横浜~桜木町間の高架を行く東横線を挟んで横浜市電の反対側に横浜機関区があり、扇形機関庫の中にC56が3両休み、外には火を入れたC56が1両が待機していた。庫内のC56の2両は休車であった。
関係者の話では年内には蒸機は消えDD13に切り替わるとのことで、大変な数のDD13が入線していた。横浜機関区の蒸機が最後を迎えた1963年5月のことであった。


扇形機関庫に休むC56.2両は休車であった. 1963.5.3


C56に代わって主役がDD13に移行しつつある時代.1963.5.3

以下は撮影:田辺多知夫氏

その翌年の横浜機関区のハチロク. 1964.12.6


横浜東口駅前の国道と市電. 1964.12.6


現在の横浜東口駅前.2022.4.23


横浜市電 杉田米軍住宅を行く. 1967.2.4


横浜市電 間門電停.1967.2.4