案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2021年7月29日木曜日

真夏2

 58年前に撮ったネガは今も健在です。
エプソンのスキャナGTX-970も幸い健在です。
果てしないネット環境の進化で画質高めるスキャニングに終わりがない。



真夏の松本駅前。1963.7.20

2021年7月28日水曜日

真夏1

 58年前の真夏と今年の真夏。


銚子電鉄 仲ノ町風景。1963.6.30


東京オリンピック開会式の日の朝。2021.7.23


東京オリンピック開会式の日の昼。2021.7.23

2021年7月21日水曜日

漁港がすぐそば 滝駅

7月20日発売のTMS 8月号、失われた情景 第26回は「漁港がすぐそば 滝駅」です。
北陸鉄道の非電化路線「能登線」はまさに日本の夏でした。
能登半島を走っていた能登線の夏は海水浴客が賑やかで、
朝は殆どの気動車が出揃っていて様々な気動車+客車が海辺へ行き来していた。
何でこんな駅に降りたのかと思っていたのが羽咋から二つ目の滝駅。
ここから柴垣へ向って歩いて撮影ポイントに行くのが目的で下車したのであった。


昔の航空写真で小さな漁港と漁村そして滝駅の配置を知りジオラマ題材に纏めてみました。
ほとんど記憶は無いけどあの時の写真には様々な情報が記録されている。


滝駅の部分拡大写真。
スプリングポイントの向こうに拡がる滝駅。生い茂った草に埋もれてしまいそうなホームと線路。草むした構内で遊んでいる子供たち。未舗装で真っ白に乾いた道路を日傘を差して歩くご婦人。駅周辺には昭和30年代の民家が並ぶ。 1962.8.2


漁村を行く能登線の航空写真。1952年


滝駅の模型的路線図。


滝駅

2021年7月14日水曜日

Nゲージの地方私鉄

Nゲージを走らせたのは一体何年ぶりだろうか。
先日購入したトミーテックのノスタルジック鉄コレ(Nゲージ)を初めて動かしてみた。

東野風の機関車は自由形DBであるが中々楽しめそうです。
いずれW製のまともなDC機関車を用意し東野のムードを出してみたい。
また、Cタンクに牽かせて別府のムードも出してみたい。
とりあえず貨車の増備と線路の増設までとし深入りしないよう注意せねば。

私がNゲージをやってみる目的はNゲージ部品を活用した1/80 9mmナローにあるのです。



走行部品に交換し走行を試してみる。


箱から出したままの状態。


東野鉄道 黒羽 1966年12月


東野鉄道 DC201と202。黒羽機関区