羽後交通雄勝線の古典車は、どれも見事に整備されていてとても美しかった。
赤味がかったコゲ茶の木造車体に、まっ黒に塗られた足回り、古典車の気品を感じたものだった。
汚れていたり、くたびれたような箇所はなく車両が活き活きとし、整備マンの心意気、会社の方針、どちらにしてもお客様に気持ちよく乗って頂くことが徹底されていたのでしょう。
動態保存のような美しい客車がごく普通の日常に使われていたのが素晴らしかった。
雄勝線の古典車を模型化するなら、塗装仕上げのままとしウェザリングで汚すことは不要でしょう。

デハ3 西馬音内 1964.8.6
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デハ3とデハ1 西馬音内
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開業からの生え抜きで昭和2年蒲田車両製.楕円の戸袋窓が魅力的.
2両の単車は西馬音内電車区でしきりに古典車の入替えをやっていた。
古典2軸客車ハフ11(明治41年製)
ハフ13 14(大正元年製).この日はハフ14が出動していた.
よく手入れの行き届くいたハフ11 13 14の3両は明治村に引き取られた。

西馬音内電車区の車両工場
古典車はここでしっかりと手入れされていた。