北陸鉄道加南線が1971(昭46)年に全廃して早や41年になります。
今月の9日と16日に開催された山代温泉ホテルききょう様主催の
北陸鉄道加南線廃線跡見学ツアー
で案内役の山本様から廃線跡めぐりで撮られた主な駅の現状写真と解説を送って戴きました。
一昨年12月小ブログで取上げた
北陸鉄道加南線 の現役時代風景と対比して撮られた写真を見ると、47年前のあの風景は変わったものの、昔のままで残る建物など驚くほど面影残す箇所が各所にあるようです。
加南線現役時代を偲んでこの位置に立ってみると、どんな想いになるのか行ってみたいものです。
モノクロ写真 1964年12月 全ての画像はクリックで拡大します カラー写真と解説 山本様 2012年3月
片山津線 動橋
跡地は住宅になり、JRとの用地境に高いブロック塀ができています。
片山津線 片山津
駅跡はバスターミナルになっていましたが、平成20年に路線が撤退して駐車場となっています。
路線バスは2年後に復活しましたがターミナルには入らず、道路上にバス停が設置されました。
片山津線 片山津
業務を廃止した日通の荷扱い所の建物が残っています。線路跡にはビルが建っています。
山代線 新動橋
駅跡地は道路になっています。
背後のJR動橋駅舎と右手の石積みの倉庫は当時のままです。
山代線 河南~山代間
線路跡は道路になっていますが、並行する桜並木は当時の面影を残しています。
山代線 河南
数年前までは山中線と山代線の分岐部分がそのまま道路になっていましたが、
高規格道路ができて分断され、面影が薄れてしまいました。
山代線 山代
駅跡はタクシーの営業所になっています。
山中線 山中
駅跡はバスターミナルになっています。背後の山並みは変わっていません。