案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2026年7月2日木曜日

曇天の加賀平野

「曇天の加賀平野」

加賀温泉郷が衰退する、ずっと前、動橋から、温泉行きの電車が静かに走っていた。

黒く垂れ込めた黒い雲は、今にも雨か雪を降らせそう。暗い北陸の冬空の中で、遠い山並みにわずかに光がさす。

かつて、こんな鉄道が走っていたことは、地元でも忘れ去られてしまったかも知れない。



新動橋 - 庄 1964.12.29


  北陸鉄道 加南線 1964年12月
  (AIカラー化画像)