案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2022年12月3日土曜日

日中線熱塩駅

 元国鉄日中線の日中線記念館(熱塩駅)。
観光シーズンが終わって訪れる人もなく静まり帰った熱塩駅の遺構。
喜多方は一日曇天で時々雨だった。2022.11.30

















街の北方に飯豊(いいで)山系を望む朝の喜多方。


今はなき喜多方ラーメンひさごや。2003年


20年前の喜多方。

2 件のコメント:

緑の猫 さんのコメント...

現役時も、利用者が少なく朝夕しか列車が走っていなかった日中線ですが、その割に旧熱塩駅で駅舎と車両が、きちんと保存されているのは意外です。熱塩温泉周辺は特に名所もないので、宿泊客の観光巡りの役割もあるのかもしれないですね。

現在は公共交通はデマンドタクシーのみで、熱塩温泉も閑散とした状況。旅行者が寄り道で訪問するには、なかなかハードルが高い場所ですね。

katsu さんのコメント...

緑の猫さん
秋の観光シーズンも終わった小雨の平日のせいか
誰もいない旧熱塩駅の記念館はほんとうに寂しい限りでした。
駅舎の内部に陳列された鉄道遺産は見事で意外な感じがしたものです。

かつて多くの鉄道ファンが訪問したであろう憧れの熱塩駅。
ファンの熱意が地元に伝わってこうした記念館になったのか?
一方、磐梯山の向うの沼尻鉄道ではたいした鉄道遺産も残らなかったのは
廃線した時代の違いと国鉄/民鉄の違いにあったと思います。

これほど立派な日中線の遺構にファンなら喜多方駅からタクシーで容易に行けます。
ファンなら四季折々訪問していつまでも楽しめると思います。
私は桜の季節にまた訪問したくなりました。