案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2019年4月6日土曜日

尾小屋の残影3

35mmフィルムとは違ってハーフサイズ・フィルムで撮った写真には独特の雰囲気が写っていることがよくある。スキャニングの取りこぼしコマがあるのも楽しいもので、改めてスキャンして取りこぼしを拾い集めてみました。

新小松で撮ったものには残念ながら駅舎や人などはなく、多くは模型製作のための車両の断片であるが、当たり前の形式写真よりも反って面白いものが写っていたりする。

撮影:1964.12.30  新小松
新小松の車庫風景.この感じがハーフ独特.

あの木造客車の内部はこんなだった。
ホハフ8点描

ホハフ8 (これのみ35mmフィルム)
ホハフ1

車両工場用の台車

キハ1のエンジン

魅力溢れるナロー蒸機の足回り

キハ2

2 件のコメント:

esehoku さんのコメント...

やっぱりハーフサイズカメラは『メモ代わり』っていう使途もあったのでしょうか?
何しろ1本のフィルムで最大72枚撮れたわけですから…
でも、それだけではないのですね。
オリンパスペンのジャンクカメラを手に入れる事ができましたから、ちょっと使ってみようかと思います。
フィルムカメラでは、他にビッグミニをたまに使っています。(ニコンの401もあるのですが、さすがに寿命を迎えたようです。)
手前味噌では決してないと思うのですが、やはりフィルムにはフィルムの良さがありますね。

katsu さんのコメント...

esehokuさん
当時、私はハーフをメモ代わりに使っていました。
メモ代わりに撮ったことで35mmフィルムよりかえって面白い対象が写っていることがよくあります。
今ではスマホでメモ代わりにいくらでも撮れ写真が巷に溢れかえっていますね。

昔のハーフにしても今のスマホにしても気負わず撮るところが面白いところで、
今でもオリンパスペンで街中の雑踏をハチャメチャに撮って写真集出した人がいました。
何も構えないで撮った写真の面白さなのでしょう。