案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2019年4月20日土曜日

鉄道模型趣味 2019年5月号 No.928

私も買ってきました、今日発売の鉄道模型趣味 5月号を。
買ったのは数十年ぶりかも知れません。
巻頭の「TMS新体制について」で今後の取り組みが述べられていました。
名取紀之さんが新編集長に就任したことが多く人の注目であったと思います。
私も驚きました。
先日はここ1~2年のTMSをサンプルに1冊買ってみようとバックナンバーをパラパラと捲ってみたが買ってみようという号はなかった。
これが今後どう変化していくのか、昔のような楽しい記事を期待しています。
そして機芸出版社をベースに名取さんのブログ「編集長敬白」をまた再開してもらいたいものです。


この5月号の広告に掲載されていた発行・SHIN企画 /発売・機芸出版社の「沼尻鉄道の記録」を手にとってみると、沼尻鉄道のインパクトを差引いても本のインパクトが凄かった。書泉で積んであるのを見て買わずにはいられなくなった。

今の模型各誌の実物写真とは違って、こういう写真と記事の実物紹介が昔のTMSの魅力の一つであった。SHIN企画の橋本真さんは昔のTMSの魅力を受け継いでいるだろう。

沼尻鉄道の記録 発行・SHIN企画
模型を作らなくても多くのストラクチャーや鉄道の日常の写真で沼尻鉄道を楽しめる。
実物誌ではあまり取上げないこのような「模型を作りたくなる写真と記事」がかってのTMS誌らしさの一つだった。
昔、模型作らずもTMSを読んで楽しむ模型ファンのことを安楽マニアと呼んでいた。読んで楽しい模型誌TMSを追及し安楽マニアも取り込んで欲しいものである。

6 件のコメント:

モハメイドペーパー さんのコメント...

TMSは今日、パラッと立ち読みしましたが、新体制云々は気づきませんでした。
明日、もう一度立ち読みしてみよう。

transit さんのコメント...

いつも楽しく記事を拝見しております。
ここ暫くtmsを手に取っていなかったのですが、通算1000号を前に大きな変化が見られそうですね。
以前、赤井さんと、大久保さんに電話で少々お話を伺う機会があったのですが、今後お二人はどの様にされるのでしょうか。
私も図書館で現況を確認してみようかと思います。

katsu さんのコメント...

モハメイドペーパーさん
私はここ最近の号はざっと見ただけですがこの5月号から内容がガラッと一新した訳ではありません。
よく言われてきたTMS独特の立体図や図面がなくなったのは5月号も同じでした。
内容が少しずつ変化していく(憶測)が実現するのはこれからだと思います。

katsu さんのコメント...

transitさん
コメントありがとうございます。
新体制で現スタッフの方がどうなるのかは私も全く分かりません。
私がTMSを欠かさず購読していた頃に赤井さん大久保さんなどお馴染みのお名前を拝見したのは遥か昔のことでした。
昔の仕事はどんどん陳腐化してしまう今の世の中、それとは違ってTMSの本作りの仕事は今でも陳腐化しないどころか逆に価値ありと思います。まるで伝統芸術のようで仕事の伝承が最重要だと思います。

esehoku さんのコメント...

新体制とやらは私も気づきませんでしたが、TMS誌は昔からのフォルムをずっと守っているように思えます(私が深く知らないだけかもしれませんが…)。
例えが適切かわかりませんが、その道の中にあって硬派な作りというか…某誌などはやけにカジュアルで、『鉄道模型専門誌』と一括りにできないと思います。広告なんかも全然違いますし。
その分、TMS誌は私のようなビギナーレベルにはちょっとハードルが高いです。いつかはレベルを上げて追いつきたいです。

katsu さんのコメント...

esehokuさん
TMS誌は鉄道模型誌の老舗でもあり確かに今も昔からのレベルを保っていると思います。
ところが最近の急速なデジタル工作の進展により、かっての工作のレベルとは違った高度化が模型界で進んでいます。鉄道模型界も大変な時代になったものです。
ハードルが高いのはTMSだけではありません。