6月20日発売のTMS 7月号、失われた情景 第25回は「志摩線 半島をゆく」で近鉄に飲み込まれる直前の三重電気鉄道志摩線(1964年夏)です。
志摩半島と言えばリアス式海岸で名高い観光名所。志摩線はそんな名所とは縁がない半島内陸部の山間をクネクネ曲がるカーブだらけの路線で、鳥羽から終点賢島まで海岸沿いを走ることはほぼなかった。観光バスが発達していて、こんな地の果てのような小私鉄を使う観光客は少なかったと思われるが、近鉄志摩線になって改軌して一気に近鉄観光路線となった。関西・中京地区から賢島まで直通特急が走っている今、昔の三重電鉄志摩線の面影は何もないだろう。
よく紹介されている廃線跡は三重電鉄ではなく近鉄志摩線のルート変更による旧線跡ではないだろうか。
ここが上の写真の丘陵の下だったとはこれまで気づかなかった。志摩神明-賢島
2 件のコメント:
志摩線、以前から懐かしく拝見しています。参考までに既発表分の気のついた点についてお知らせします。
2015-1-29 モニ553賢島は、鵜方ー志摩神明が正当。
2015-1-28 モニ561形楕円窓場所不明は、鵜方。
2015-1-24 ク600形垂直カルダン・・以下4枚は、志摩神明ー賢島。
2015-1-22 鳥羽を発車したは、引き上げ線?で入線待ちが正当。
全国の様々な情景を記録していただいて興味深いです。
5961さん
ご指摘ありがとうございました。
ブログのご指摘箇所を訂正しておきました。
TMSに掲載した1枚(ブログから外した)では初校時点で志摩神明であるのが判明し志摩神明ー賢島に訂正してあります。
最後まで分からなかったのがひと気のない寂しい区間一体ここはどこなのか?
これが鵜方ー志摩神明間だったことが判明し助かりました。
この区間は全く歩いた記憶なしなのです。
ありがとうございます。
コメントを投稿