案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2019年5月4日土曜日

オトギ電車と鉄連の台車

おとぎ電車の客車に使われていた台車が元鉄連軽貨車の台車ということで、安比奈コッペルの入間川河原に放置されていた鉄連の残骸をオトギ電車の台車と比較してみると、両社の形状はかなり違うようだ。鉄連軽貨車の台車も何種類かあったのかも知れない。

頚城2号機の向こうにオトギ電車のロコと21形客車が見え、そこに客車の台車が。1972.8.13
この頃はオトギ電車に気が回らなかった。 

客車の台車は元鉄連の97式軽貨車の台車を流用した。

入間川の河原にあったトロッコ線のレールと運搬車の残骸.1965年2月
板バネが外について軸箱はコロ軸受ではない。

この特殊運搬車は鉄連コッペルと伴に鉄道連隊からやってきたらしい。


参考:「写真で見る西武鉄道100年」発行 ネコ・パブリッシング

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