案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年7月20日水曜日

上毛電鉄 カレー色した電車


夕暮れの桐生  1978.1.14  ポップアップ

上毛電鉄といえばカレー色した無骨な電車デハ100形・デハニ50形と上州名物赤城おろしの空っ風が思い出される。ここもまた何の変哲もない私鉄であったが、改めて当時の写真を見ると赤城山を背に空っ風に吹かれて走るカレー色電車がいかにも上毛らしくて良かった。訪問した1978年は西武カラーの電車が入線していて、このあたりからカレー色した電車は一掃されてしまったのだろう。

空っ風に吹かれて デハニ52    ポップアップ
カレー色した電車 デハニ52


赤城山をバックに走る デハ100形

クハ601. 元国鉄木造車の台車を使い車体を新作。

大胡車庫の午後の日差し


大胡駅の交換風景 クハ601 と クハ301

デハ81.元東武デハ2形(前面5枚窓)  大胡

デハ181  大胡

西武カラーのまま入線した元西武車両  大胡

4 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

上毛電鉄、実はまだ行った事がありません(恥)!カレー色の旧形車は独特のデザインの一貫性が気になっていて惹かれていましたが、後釜が西武のあれで、がっかりして機会を失いました。
「空っ風まで写真に写っている!」いつものことですがすばらしいお写真ですね。私にはとても無理です。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
私とそっくりなことがいろいろありますね。
上毛電鉄はたまたま行きましたが、実は私はまだ上信電鉄に行ったことがないのです!
関東近場はいつでも行ける安心感があり、廃線の噂でもないと行くことがありません。
小湊鉄道などはつい3年前が初めての訪問でした。

Cedar さんのコメント...

Katsu様
私は逆です!上信には旧型車時代に父と一度行きましたが、上毛には行っていないのです。

関西・北陸や九州には何度も行くのに近場には行かない。そういうものでしょうか?

katsu さんのコメント...

Cedarさん
何故か近場はあまり行ってないは私も同じです。いつでも撮れる安心感があるからなのでしょう。
それとD51と同じように、近場の私鉄は誰もが撮っているせいもあるかも知れません。