案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2022年5月24日火曜日

銚子電鉄 ある夏の外川駅

今月発売のTMS 6月号 地方私鉄失われた情景第36回は「ある夏の外川駅」銚子電鉄です。
3年間続いた連載もこれにて終了です。見て戴いた方々に感謝申し上げます。

この連載で2ページの情報からジオラマ製作の参考になれば嬉しいです。
昔、TMSでよく使われたのが「安楽マニア」という用語。私はこの安楽マニアで失われた情景を2頁に纏めると頭の中にジオラマができたような気分になったものです。






オリンパスペンで撮った最も夏の外川駅らしい1枚。

2 件のコメント:

元千葉県人 さんのコメント...

1963年の銚子駅、外川駅の貴重な写真ありがとうございます。

この年の8月、私は中学3年生。千葉県内のいくつかの中学校から外川駅近くの旅館に30人くらいが集められ、近くの中学校の体育館で研修会がありました。銚子電鉄に乗ったのはその時が初めてでした。確か3-4泊したはずで、そのうちの半日には、犬吠、君ヶ浜、地球展望台あたりを歩くプログラムがありました。外川の海辺で撮った、背景に遠くの犬吠埼の灯台があるモノクロの集合写真が懐かしい想い出となっています。

その後再訪する機会はなかったのですが、いつか、「今」の銚子電鉄を訪ねてみたいものです。

katsu さんのコメント...

元千葉県人さん
コメントありがとうございました。
今、訪問してみるのも楽しいと思います。
銚子電鉄の電車や施設は変れと沿線の自然は変っていないと思います。
犬吠埼の雄大な海を眺めて昔の事を思い出してみたいものです。