案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2014年3月27日木曜日

小湊鉄道 2010年の春

2010年の小湊鉄道訪問では上総大久保とその先の養老渓谷まで入ってみた。
菜の花が衰えるなか桜はまだこれから。
東京の桜満開から一週間待って再度訪問すると里見の桜が満開であった。


蕾がふくらんできた上総大久保の桜 2010.03.30

養老渓谷~上総大久保間の菜の花と咲き初めた桜. 2010.03.30

 里見の桜 2010.04.09
この年の東京の桜満開は4月2日であった。

6 件のコメント:

#9999 さんのコメント...

小湊鉄道は都心からも近く、沿線には60年代の懐かしい風景が漂っていますね。
五井のだだっ広いヤードと古めかしい関連施設。のどかな田園風景を抜けて養老渓谷に分け入ってゆく変化に富んだ車窓。古い駅舎と貨物側線や上屋。モノトーンのモダンで上品なトランスファーもこの風景にマッチしています。

10年前に初めて訪問して以来、この風景の中を全国から集めた古い車輌で組んだ混合列車を走らせたらなどと、頭の中であれこれ編成を考えています。実現の際はヘッドマークや観光車輌は禁止ですけど。

katsu さんのコメント...

#9999さん
小湊鉄道は東京から近くてこんな静寂の世界があるのが不思議な位です。
撮影で奥に入ると全く人と車に出会わないこともあります。
小湊鉄道は観光車両も無く地味ですがローカル私鉄有りのままが良いですね。
客寄せに古い車両も考えられますが今の良さを維持するのも良いと思います。

#9999 さんのコメント...

あの流行に乗らない地道さが小湊鉄道の魅力なのかも知れませんね。
"ローカル私鉄有りのまま" 特に非電化の私鉄では少なくなりましたね。

そういえば五井駅のホーム近くにトムが1輌何気なく留置されていますが、回顧ファン向けの演出だとすればシンパシーを感じずにはいられません。

青蛙 さんのコメント...

小湊鉄道は小生にとっても思い出の深い鉄道です。亡きT君と今も元気で活躍するK君の三人でそろって行った最後の鉄道でした。菜の花と桜の咲くこの時期、水田に水を張り、また、一面のピンクのレンゲ畑が車窓に移る風景は日本の原風景そのものです。ローカル鉄道の魅力満載の鉄道ですね。

katsu さんのコメント...

#9999さん
さすがに貨車には目がないですね。
五井駅には創業当時の貨車が留置されているそうですね。
次回訪問した時はトムをよく見てみたいと思います。

katsu さんのコメント...

青蛙さん
三人で上総大久保~月崎を撮り歩いた事をよく思い出します。
そのせいか上総大久保の手前に拡がる水田の風景が最も好きな撮影ポイントとなりました。
1枚目の写真がそれですが、竹藪があり、水田があり、遠くに木立ちと里山風景があり等
整然とした日本の原風景だと思います。
ローカル私鉄の四季折々の変化を楽しめますね。