案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年1月9日日曜日

仙北鉄道 早春の軽便2

1966(S41)年3月1日、朝一の上りと下りの貨物は長大編成であった。頚城鉄道と同様に有蓋貨車の長大編成は穀倉地帯の米輸送と思われるが、繁忙期でないこの時期に一体何を運んだのだろうか。その次の下り貨物はニフを2両も連結し、無蓋貨車にも荷を満載した貨物の編成であった。

朝一の不定期下り貨物列車(DC102)は長大編成であった。 沼崎下-瀬峰 1966.3.1 

田んぼの中をやってきた下り2本目の貨物列車。    板倉 - 佐沼     1966.3.1

下りの貨物長大編成      板倉 - 佐沼

最後尾のニフを切り離し、リヤカーで運んできた大きな荷物をニフに積込む。 佐沼

ニフの積込が終わると、ニフを先頭に移動しこんな編成で米谷方面へ出発。 佐沼

こんな編成もあった。 昼前に瀬峰へ向かうDC103。

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