あの頃の撮り歩きは、日帰りだと宿や移動の心配もなく、一日撮影を楽しむことが出来た。十二月のある日、蒸機がまだ動いているらしいと聞き、上武鉄道を訪ねてみた。よく晴れた暖かな一日で胸が自然に高鳴っていた。
八高線の丹荘に降り立ち、どんな列車が来るのかと待つ時間が楽しい。やがて現れたのは、最後尾に客車一両をつけた貨物列車だった。構内で貨車を切り離すと、奇妙な機関車は客車一両だけ牽いて引き返すのでそれに乗った。
列車が終着駅に到着すると、そこは西武化学の工場の内部だった。構内で見慣れない蒸機が何両か煙を吐いている。事務所で許可をもらい蒸機を求めて構内を自由に歩き回り、夢中でシャッターを切った。
あの頃は情報がなかった。行ってみなければ、何が居るのか分からない。そこに大きな楽しみがあった。今は事前に多くのことが分かる。便利で効率的になったが、あの時の胸の高鳴りは遠くなった。
八高線の丹荘に降り立ち、どんな列車が来るのかと待つ時間が楽しい。やがて現れたのは、最後尾に客車一両をつけた貨物列車だった。構内で貨車を切り離すと、奇妙な機関車は客車一両だけ牽いて引き返すのでそれに乗った。
列車が終着駅に到着すると、そこは西武化学の工場の内部だった。構内で見慣れない蒸機が何両か煙を吐いている。事務所で許可をもらい蒸機を求めて構内を自由に歩き回り、夢中でシャッターを切った。
あの頃は情報がなかった。行ってみなければ、何が居るのか分からない。そこに大きな楽しみがあった。今は事前に多くのことが分かる。便利で効率的になったが、あの時の胸の高鳴りは遠くなった。
この日に活躍していたアメリカンロコ.




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