案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2013年10月10日木曜日

第9回 軽便鉄道模型まつり-3

南洋物産さんの気になる1/80ナロー九十九里鉄道の単端と客車.周辺は台湾軽便.
既に店頭で1/80九十九里単端を見たことがありますが、1/80九十九里単端の脇に1/87西大寺単端が並ぶと、西大寺単端がNナローなのかと思うくらい小さかった。

毎年1/87で3'6''地鉄と2'6''ナローを対比させるアートプロさんの展示ブース.
軽便の楽しさの一つにこの対比がある.
よく出来たせんろ同士の対比で分かる「狭いせんろ」の美しさ.


「下北南部電鉄」 1/87ナロー 軽便モジュール倶楽部.
Chitetsuさんの今回の6両は元松阪のようで完成度の高さは言うまでもありません。
各車両のカラーリングがいかにも1960年代の地方私鉄の雰囲気です。

軽便モジュール倶楽部.

4 件のコメント:

lodgershinmeishrine さんのコメント...

力作の数々を拝見しました。昔々シーナリーブロック(今はモジュールというのでしょうか?)をつなげたレイアウトをみんなと協力して製作した頃の心の昂りを覚えます。その頃ですので、16番でしたが、軽便車両が好きで、がに股のガソリンカーやコッペル機関車(キット物)、スウェイバックした長物車等を作った経験があります。今は、あの頃の根気が無く、とても無理でしょう。

katsu さんのコメント...

lodgershinmeishrineさん
今の軽便模型はどれも惚れ惚れする出来で、写真を見ているだけでも楽しいです。
9mmゲージが登場するまで16番の軽便はよくあんなガニ股で作れたものです。
私も16番で花巻の馬面電車などを作ったことがあります。
コッペルにカワイ13L最小モーターをいかに載せるか散々図面を書いたのが懐かしいです。
本物の軽便をまだ見た事がない頃でした。
昔のおおらかな軽便模型は今でもそれなりに懐かしさを楽しめるジャンルにならないものでしょうか。

chitetsu さんのコメント...

亀レス、すみません。
拙作のご紹介頂きましてありがとうございます。
ナローの電車には独特の雰囲気があって、大好きです。
偶然に同じ軽便電車が各スケール集結した感じになりました。
来年も是非お越しください。

katsu さんのコメント...

chitetsuさん
ナローで電車編成物の素晴らしさを今年も拝見させてもらいました。
それにしても毎年毎年良くできていますね。
素晴らしい作品が次々に登場してくるこの早さは、
中越地方鉄道の製造設備、製造組立技術など製造ラインが確立しているためなのでしょう。