案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2010年12月1日水曜日

川のフチにあった飯坂温泉駅

1982(S57)年12月に飯坂温泉の駅の改築があったようです。
1966と68年に撮った飯坂温泉駅と摺上川の位置関係が、今の地図とは違っているのはそのためのようです。以前は線路の車止めが摺上川ぎりぎりの位置にあったが、昔のホームの処に新駅舎を作りその分ホームを移動後退させたようです。


Aの処が新駅舎

川のフチにあった飯坂温泉の駅。  広窓のモハ1202      1968.12.15

直ぐ下を川が流れる飯坂温泉の駅。  1966.12.31


川を挟んで大きな温泉ホテルが並ぶ。 1968.12.15

4 件のコメント:

H.Kuma さんのコメント...

川っぷちの駅がいい風情ですね。
飯坂温泉へは4年位前に行きましたが、駅も電車も近代的になって、この頃とは大分印象が違うようです。
http://hkuma.net/tsn/archives/2006/08/post-105.html

温泉街も少しブラついて来たんですが、私が訪問した時は人影も少なく、川に面した廃ホテルの建物などもあって寂しい気分になりました。

katsu さんのコメント...

kumaさん
飯坂線に乗って飯坂温泉に行かれましたか。
最近の飯坂温泉街の雰囲気には驚きました。
そうでしたか、一時代が終わり寂しいですね。
昔行った時は人が多くて温泉の全盛期だったんですね。社会人になってから社員旅行で飯坂温泉に泊まりましたが、今やそんな団体旅行は消滅してしまったようですね。「東京西郊日誌」を読ませてもらい、今の飯坂線に乗ってみたくなりました。

Cedar さんのコメント...

父の写真にも旧飯坂温泉駅の写真がありました。駅舎の建物も側に向かって大きな窓があったりしてなかなかいいですね。最近はこういう温泉も団体旅行の減少で寂れているところが多いとか・・

katsu さんのコメント...

Cedarさんお久しぶりです。
お父様が撮った写真をCedarさんがしっかり受け継いでいるのが羨ましい限りです。
お父様はあれだけ軌道線を撮られたので、飯坂温泉には良く行って、福島交通軌道線には特別な想いがあったのでしょうね。