案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2010年12月14日火曜日

廃線間際の九十九里鉄道 2

東金と上総片貝を往復する列車。  1961年2月

東金駅

国鉄東金線東金駅に隣接した九十九里鉄道の東金駅。


ボギー客車のケハ111とケハ107  東金

撮影: 全点 飯島巌氏

2 件のコメント:

Izu さんのコメント...

懐かしい写真、ありがとうございます。
もっとも車体の様子などの記憶はまったくなくて、ただ一度だけ、片貝駅から東金駅まで、この鉄道に乗ったことがあったのを想い出しました。
おそらくは小学六年の時だったはずなので、数えてみれば1960-1961年の寒い季節でした。もう外は暗くなっていて、車内の薄暗い明かりだけが強く記憶に残っています。
けっこう混んでいて、ずっと立ったままでした。
あれは廃線間際の時期だったのですね。
(当時、総武本線松尾駅近くに住んでいました)

katsu さんのコメント...

IZUさん
素晴らしい思い出をありがとうございました。
小学生の時に乗った九十九里鉄道の思い出は宝物ですね。
脳裏に刻まれたあの時の記憶はどんな写真や動画にも勝ると思います。
九十九里鉄道は多くの人が憧れている夢物語のようです。