案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2013年12月20日金曜日

水浜線風景 大洗駅

青蛙さんの写真から終点大洗駅の位置を確認してみました。
昭和20年に大洗から海門橋まで北へ向かっていた軌道が廃止となり、大洗駅は大洗磯前神社の林の中に移動している。青蛙さんが撮った鳥居脇の大洗駅の写真から、大洗磯前神社に幾つもある鳥居の中で該当するのは下記地図の位置にある鳥居でしょう。
 
終点大洗駅に近い松林を行く  昭和41年5月

大洗磯前神社の鳥居と、その脇にある大洗駅.
現在ある鹿島臨海鉄道の大洗駅に較べ、こちらの大洗駅は町外れのこんな寂しいところにあった.
大洗駅があった位置はこの鳥居が目印となり、今もホームの跡が残っているそうだ。

寂しげな雰囲気漂う終点大洗駅

赤ラインが水浜線の軌道(推定)で、矢印が神社の鳥居と大洗駅の位置を示す.
水浜線の軌道は神社の林の中に頭を突っ込んで終わっている.
現在ここの鳥居に頭がないのは震災で落下してしまったのでしょうか。

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