案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2012年1月29日日曜日

相模鉄道にいた元小田急1100形

相模鉄道の車両基地を訪問したのは1964(昭39)年2月1963(昭38)年10月だった。
小田急1100が相模鉄道へ行ったことを知って、昔撮ったネガをスキャンしてみると確かに元小田急1100が写っていた。ただし昭和22年の移籍だそうで私が知らない時代の小田急にいた1100であった。

私が小田急で見た1100とは細部が異なる車両もいたようで、外観も黄色一色に塗られていた。
昭和22年に譲渡されたのは小田急デハ1155~1159、1162~1165の9両で、これが相鉄モハ1001~1009となった。相鉄で役目を終えた後さらに日立電鉄、京福電鉄へ譲渡されている。

モハ1004.この翌々年に1004~1006の3両が京福へ譲渡されている. 1963.10.20  画像クリックで拡大
モハ1004+1005+?

片運転台で貫通扉付の1004

中間車化された1005


昭和33年頃の小田急で良く見掛けた両運の1009

昭和38年
相模鉄道の顔ぶれ. 20mクラス4ドア車の新旧対比が面白い 
モダンな初代5000系だが登場は1955年と意外に古い 
1961年に登場した旧6000系は両開き4ドア全長20mクラスと相鉄では革新的で
元国鉄63系から飛躍的な進化をしている
戦後の国鉄63が健在だった 
こんな元国電までいた 
電車の下周りを履いたED12 
厚木~相模国分間の貨物線を行く 

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