和歌山軌道線 1964年夏
この頃、各地の小私鉄で、こんな朝の風景をよく見かけた。
団塊世代がいっせいに通学する、独特の賑わいである。
おそらく、そのピークは1965年前後だっただろう。
朝の東和歌山駅前には、軌道線の電車を待つ高校生があふれていた。
小さな路面電車ではとても運びきれない。
車庫から次から次と増発電車がやって来て、愉快な姿の電車もやって来た。
電停に満ちるざわめき、白いシャツの波、夏の陽。
あの高校生たちは、いまや後期高齢者となり、まもなく八十代に届く。
時の流れは、実に早い。

60年後のZ世代.昨日の渋谷
4 件のコメント:
東京オリンピックの年ですね。この頃は地方の鉄道も活気がありました。さすがにこの時代だと男子高校生で下駄ばきはいませんね。
モハメイドペーパーさん
この前年に撮った松本の浅間線では、ゲタ履きの高校生がいましたよ。たった60年余りで若者世代の何もかもが変わりましたね。
このお写真の3年後に和歌山軌道線を初訪問しました。写ってるお電車は背が高すぎてトンネルを抜けて海南方面に行けなかったらしいですね。白とブルーの塗装も印象に残っています。東和歌山駅舎が民衆駅になった直後の訪問でした。
Cedarさん
背が高いこの電車はユニークで魅力的ですね。朝はこれだけでなく古そうな変な単車も登場して来ました。きっと車庫にいる動く車両は殆ど駆り出されるのでしょう。どこでも朝は撮影で貴重な時間です。
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