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高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2018年8月30日木曜日

ハーフサイズカメラ オリンパスペンの実力

1964年にオリンパスペンSで撮った沼尻鉄道内野停留所の1枚。
この写真は、最近の業務用スキャナーとプリントで大サイズにどれだけ耐えられるかテストしてもらったものです。プリントはA4変形「写真集」見開きより大きく、半切(355×430)に近いサイズ(330×450)です。
待合所の板張りの木目もはっきり分かります。
ハーフのネガでは不鮮明で大きくプリントできないが常識だったのが、今やデジタル技術の進化であの小さなハーフのネガでもそこそこの大きさにプリントできるということに。



4 件のコメント:

esehoku さんのコメント...

私事ですが、カメラはビギナーモデルからステップアップする事ないまま、写欲を掻き立てられる物が少なくなってしまいました。
カメラはニコンのF401とか、コニカのビッグミニでしたし、その前にはオリンパスのIZM300とか、京セラのサムライなんていう、いわゆる「ブリッジカメラ」で、その内のサムライがハーフサイズでした。
画質は「どうにかなる」レベルですね。
これは多分に私の腕も絡んでいると思います(上手い人ならもう少し満足行く仕上がりになるんでしょう)。
前にも書いたと思いますが、困るのがアサペンのオート110で撮った物で、どうにかスキャンしてみたものの、画質がどうにもならない代物で、それならばとポジからカラーコピーをして、まだその方がマシでした(笑)。

狂電関人 さんのコメント...

katsuさま

これが、医療機器にも定評があるオリンパスの解像力なのでしょうね。
前にもお話いたしましたが、電関人の初代本格的カメラが父親譲りのPEN EEでした。
所謂バカ●●●カメラですから、詳細な調整はできないまでも、全てがドンピシャ嵌ると
綺麗に写ってくれました。

katsu さんのコメント...

esehokuさん
昔は随分いろんなカメラがあったんですね。
私は1975年あたりから鉄撮りを止めてしまい、バカ●●●カメラ一筋だったので
いろいろ出回ったカメラとは無縁でした。
ハーフサイズカメラがこれほどあることも知らず、
ハーフサイズと言えばオリンパスペンしか知りませんでした。

katsu さんのコメント...

狂電関人さん
オリンパスの解像力、全くその通りで、ハーフサイズカメラの実力というよりも、
オリンパスペンのレンズDズイコーf2.8 30mmの実力と言った方がよさそうですね。
そうそう、ドンピシャ嵌るととてもハーフとは思えない写り、まさにその通りでした。