案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2015年5月11日月曜日

真夏の福島交通軌道線 1

私が福島交通軌道線を撮ったのは1966年12月真冬であったが、田辺さんが撮った軌道線は真冬とは全く違った真夏の魅力があふれていた。そしてニモ1の貨物がまだ走っていた良き時代であった。

撮影:田辺多知夫氏
まるで穴倉から珍獣が這い出してきたような光景にさぞや感動したことでしょう.
ニモ1の個性が強烈.  福島駅前 1964.07.27

名物貨物列車が駅前通りを行く.

本町

2 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

うお!出ましたねトロリーフレート!
私が行った時は電車が牽くトロリーミキストになってニモは消えていました。


katsu さんのコメント...

Cedarさん
私が訪問した時もすでにニモは使われなくなっていました(昭和41年)
福島の軌道線と言えばこのニモが牽く貨物列車ですね。
どこの路線でもこの時代は僅か数年の変わり方が激しいものです。
昭和39年の東京オリンピック開催が節目になるようですね。