案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2015年5月13日水曜日

真夏の福島交通軌道線 2

田辺さんが撮った真夏の福島交通軌道線。
駅前の珍品貨物列車ニモに引き続き、福島の夏がふんだんに感じられる素晴らしき情景をアップします。この時代の失われた風景に感じるものは人さまざま。

撮影:田辺多知夫氏
さいわい橋 1964.07.27

保原近辺?

福島駅前通り

福島駅前

4 件のコメント:

chitetsu さんのコメント...

さいわい橋の夏の情景、映画のワンシーンを見ているようですね。
パンタグラフが畳まれそうなぐらい、架線が低いのですね。

katsu さんのコメント...

chitetsuさん
まるで映画のワンシーン、私もそう思いました。
さいわい橋の夏は模型にしたくなる情景ではないでしょうか。
福島交通軌道線はほんとうによく出来すぎて?います。
木橋の電車のパンタが下がっているのは橋の中央部で架線が垂れているのでしょう。
木橋の端ではパンタはしっかり上がっています。

toshi さんのコメント...

木橋を渡る風景は駿遠線にもありましたね。のんびりと釣りを
する人たちの上をのんびりとわたる電車。とても絵になります。
駿遠線では窓や扉から身を乗り出す高校生。時代ですね。

当地でも比較的近くに名鉄美濃町線が有りましたが木橋では
有りませんが津保川を渡る電車の写真が見られます。子供の
頃鉄橋を渡るとき、何となくときめきましたがそれは皆さん
も感じられていたことでしょうか?

katsu さんのコメント...

toshiさん
駿遠線の延々長大な大井川の木橋は、渡るのがさぞ怖かったでしょうね。
恐る恐る渡っているように見えたものでした。
この「さいわい橋」木橋もかなりきわどい橋で、確かこの写真の後に台風で流され復帰直後を私は見ました。よくこんな木橋を平気で走っていたもので驚きます。
この夏の「さいわい橋」は沢山撮られていたのでさらにアップしてみようと思っています。