案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2015年5月6日水曜日

秋田市電 本州最北端の路面電車

1965(昭和40)年12月31日で休止した秋田市電。
休止直前の1965年夏に田辺氏は北海道私鉄・国鉄めぐりの帰路に秋田に寄っていた。
私が五城目の秋田中央交通軌道線を訪問した1966年3月は既に秋田市電は走っていなかった。
あまり話題にならなかった地味な存在であったが、都電6000と同系の平凡な60形4両や200形2両の存在に関心が薄れたせいかも知れない。

撮影:1965.07.30 故田辺多知夫氏

 秋田駅前の30形34

利用客の7割は通学通勤者だったそうだ 200形と60形

 街にポール電車とボンネットバスが走っていた時代

昭和40年夏 秋田市内風景

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