案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2012年4月28日土曜日

北陸鉄道 小松線2

その後小松線を訪問したのは仕事で小松へ出張したついでに立寄った1967年と1976年の2回だけで、
尾小屋鉄道のついでに小松線を訪問したのは初回の1962年だけでした。
やはり尾小屋鉄道訪問時は小松線まで手が回らなかったということに。

初回訪問から5年経った1967年はまだ2両の小型車モハ1000形が健在で、北陸鉄道金石線からきたモハ1201も見られた。ともに全長11.8mの小型車で日鉄自動車製と木南車両製で似たような電車をよく揃えたものである。前回(1962年)に見た雑多な車両達は一掃されてしまったようだ。


小型車モハ1001(車庫)と1002(駅).小松   1967.09.29




小型車モハ1201とモハ1002  小松 1967.9.29


小松線(白山電気鉄道)生え抜きモハ500形について。
モハ503は1956年に加南線へ転出して貨物車に改造された事を最近になって知った。

北陸鉄道小松線モハ500形  1962.08.01

まるで模型でやる改造のようで、単車→ボギー車へ変身した.

北陸鉄道加南線モヤ503     1964.12.29

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