案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年7月9日土曜日

豊橋鉄道 市内線の車両

渥美線同様に改めて市内線の車両を見てみると、昭和38年はここも魅力的な車両がまだ活躍していた。ボギー車の採用は昭和36年に入線した元三重交通神都線540形3両のみで、まだ単車王国の豊橋市内線であった。昭和38~39年には名古屋市電のボギー車が続々と入線し、古い単車は淘汰されモハ500形を最後に昭和43年単車は全廃になったとのこと。
豊橋鉄道の現状までの車両変遷は常夜燈さんのサイト「ローカル駅の坪箱」に詳しく紹介されていますのでご覧下さい。

広々とした道路を走る柳生橋支線.  1963.4.4  ポップアップ画像

新川の交差点. ここから柳生橋までの支線を単車モハ500が走る. ポップアップ画像
モハ500は市内線の主力で、昭和32年名古屋市電から16両を購入.

柳生橋支線の中柴電停. モハ500形


柳生橋支線の終点 柳生橋. モハ500形
この先に渥美線の踏切がありそこに柳生橋駅がある。
1976(S51)年3月に柳生橋支線 新川 - 柳生橋間 (0.9km)は廃止された。

美しい車体のモハ600形
昭和36年廃線の三重交通神都線から540形3両がやってきた


豊橋駅前 モハ200形(201~203) 昭和23年に旭川市街軌道より購入.

豊橋駅前 モハ400形(401、402~403)木造車.
402 403は一之色電気軌道→名古屋市電を昭和26年に購入.

引用: 鉄道ピクトリアル 私鉄車両めぐり第2分冊

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