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高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2020年2月3日月曜日

大沼電鉄デ1の1/3スケールモデル

北海道は函館の北方大沼の近く。戦前は大沼公園から海辺の鹿部まで17.18Kmを走っていた大沼電鉄(1067mm軌間)は、一旦廃線したが戦後復活し新銚子口から鹿部まで11.3Kmを昭和27年まで走っていた。

この大沼電鉄デ1を模型で再現した北海道の鹿部電鉄さんとYouTube投稿者さんに許可戴き15インチゲージモデルの動画を紹介させてもらいます。

15インチ(381mm)ゲージモデルでは細身車体で自由形の有名な軽便模型鉄道がありますが、鹿部電鉄さんの15インチゲージは大沼電鉄デ1の何と1/3スケールモデルだそうです。
デ1の車体にすっぽり収まった運転手の顔が余りにも大きく見え思わず笑ってしまった。
これは凄い!!






大沼電鉄デ1
北海道の私鉄車両 澤内一晃・星良助 著  北海道新聞社

函館の北方  大沼電鉄

10 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

こりゃ楽しいですね。日本でこういう遊び方はいちばん贅沢ですね、

katsu さんのコメント...

Cedarさん
究極の模型、ほんと贅沢な遊び方ですね。
余り知られていない北海道の大沼電鉄の2軸電車というところも魅力的です。

鹿部電鉄 さんのコメント...

Katsuさん
ご紹介ありがとうございます。私のお気に入りページで取り上げていただいたことは夢のようです。今後ともよろしくお願いします。大沼電鉄は資料、特に写真が少なく、わからないことがたくさんありますが、それはそれで調べる楽しみでもあります。廃線後譲渡された茨城交通の写真は時々見かけますので参考にしました。
Cedarさん
インタアーバン見せていただいています。以前紹介されていたイリノイのRRVTは憧れの的です。庭に線路があり、大好きな電車が窓越しに見える、気が向いた時に運転する、我ながら贅沢な生活をしていると思います。その割に全部手作りなので、時間はかけてもお金はかかっていないのですよ。

katsu さんのコメント...

鹿部電鉄さん
こちらこそ素晴らしい1/3スケールの紹介を許可戴きありがとうございました。
私も大沼電鉄デ1の実物写真は1枚しか知りません。
デ1が大沼電鉄から茨城交通に来たのも知りませんでした。
こうして動画を見させて貰うと想像の大沼電鉄が目に浮かんできます。
Cedarさんと同様でインターアーバンがお好きなんですね。

esehoku さんのコメント...

1/3スケールだと、もはや模型の域を超えていると思いました。
忠実なの再現の極致ですね。大沼電鉄も再び陽の目を見て幸せだと思います。

katsu さんのコメント...

esehokuさん
1/3スケールの大きさに驚きますね。
英国のロムニー・ハイス・ダイムチャーチは1/3スケールと言われていますが
大沼電鉄デ1はロムニーの客車よりずっと小さい感じがします。
車両竣功図からすると1/3スケールでは幅高長が約800×1100×3100mmほど、
こんなデカイい箱を走らせるにはよほど広い庭がないと無理ですね。

鹿部電鉄 さんのコメント...

正直に白状すると、スケールと言いながら車両長だけは曲線通過の関係で側窓2個分縮めてあります、お許しください(笑)。

katsu さんのコメント...

鹿部電鉄さん
スケールは約1/3と書いてありましたので完璧に1/3とは思いませんでした。
外観見て全長が伸縮してあるのは気がつきませんでした。

常夜灯 さんのコメント...

軌道がしっかりしていてうらやましい限りです。私は15㏌鉄道の軌道保守を
担当していますが苦労してます。特に9㎏レールなので重いです。

katsu さんのコメント...

常夜燈さん
15インチゲージって実物の軽便30インチゲージの1/2ですから凄いですね。
9kgレールは実物の森林鉄道で使っているのでは。
常夜燈さんのHPにある軌道保守の多数の写真を拝見すると
ほんとうに15インチゲージは大変なことだと思います。