案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2014年1月2日木曜日

年末の関東鉄道常総線

年末の下館(現筑西)市を目指して関東鉄道常総線に初めて乗ってみました。

自宅から北千住まで45分、北千住から「つくばエクスプレス」快速に乗ると守谷まで20分。何と1時間ちょっとで常総線のホームに立つ事ができるとは!  常総線も身近な路線になったものだ。こんな近場の路線でも水街道から先は地方私鉄ムードをたっぷり残す常総線であった。東京通勤圏となる常磐線取手~水街道間は乗客が多いせいか車庫にたむろする気動車は大変な数であった。
昔みた年の瀬の「下館の賑わい」は今もある筈はなく、歩きで見た年末休みの街は静まり返っていた。

つくばエクスプレス下の立派な常総線守谷駅に客待ちの下館行快速が1両  2013.12.30

水海道を過ぎ日光連山を望む関東平野をひたすら北へ直進する
エンジンをふかすと足裏に振動がビンビン伝わって来る

ここが例の太田郷の駅

下館に到着した快速(右)

下館駅のJR水戸線ホームと常総線のりば

JR水戸線下館駅 駅舎の向こうに駅前大型店が

  
1970年頃によく来た下館の面影を残す風景
  

下館駅前一等地の大型店は破綻しひっそりしとしていた.
鉄道やバスの公共交通の利用客減は駅前の活気を失わせる.
どこの街でも綺麗に整備が進んでいるが、反って街が殺風景に見えてしまう。

遠く北筑波の山並みを望む下館の街

2 件のコメント:

寅次郎 さんのコメント...

日本各地、年末も放浪(取材)の旅ですか?
アキバからTX、関東鉄道、水戸線と「下館」の取材!
“下館”なつかしいです…
会社に入って初めて知った地名でした。
同僚のクルマに乗せてもらって「シモダテを通って行こう」との言葉が最初でした。
函館は知っていましたが“シモダテ”初めてきく名前でした。
いつか、katsu様のクルマでダンス会場か、なんか探しに行ったような?
どっかの会館かなんかに入ったような?覚えが…

katsu さんのコメント...

寅次郎さん
取材なんてとんでもございません、ただの近場小旅行です。
遠くへ撮りに行くのはもうめんどくさくなりました。
下館は小山から筑波山へ行く時によく通過したり、年末によくダンスに行ったことは覚えています。
今の下館の風景から遠い昔の下館の思い出に結びつくことはありませんでした。