東北本線が仙台から先盛岡まで電化されたのはこの2年後の1965年10月で、朝の仙台機関区では迫力満点の本線用大型蒸機が次々出入りしていた。
この日機関区で撮影できたのはC6237、C6036、C6120、C615、C5990そしてC58やC11など、更に本線を走るC59、C60、C61の客列車、D62の貨物列車まで撮る事ができた。
どの大型蒸気もヘッドライトの補助燈やシールドビーム化はまだ実施されてなく美しい姿であった。
仙台に滞在した僅か4時間余りで、市電の撮影と並行しこれだけ大型蒸機に出会えたのは、東北本線も電化前でまだまだ蒸機王国の時代であったという事になる。
C62を間近に見るのは初めてで、そのデカイいこと! 大型蒸機の迫力に圧倒された。
機関区では撮影のために蒸機を移動してくれたり、朝方の蒸機の出入りの予定を教えてもらったりといろいろと親切にして戴いた。
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C615 |
正面が仙台駅ホームで、駅前のビル工事が始まっていた. C58 |
4 件のコメント:
蒸気機関車の迫力を見事に表現されていますね。
黒光りする車体と磨き上げられたロッドの輝きが素敵です。
復元車体とはひと味違う懐かしい美しさだと思います。
lodgershinmeishrineさん、
ありがとうございます。
確かに現役時代の大型蒸機には現役ならではの美しさがあり、蒸機の各部位だけ撮っても絵になりますね。
蒸機を撮ると写真にメリハリが出るのは蒸機の機構美そのものから来るのでしょう。
最近の電車でもカチッとよく写るのと、何となく締りのない写りの電車があるのが面白いところです。
たまたま拝見させて頂きましたところ、弊社C58363の姿を発見し大変驚いております。
私の好きな時代の写真が満載のブログ、これからも楽しみにしております。
パレ男さん
コメントありがとうございました。
お好みの時代で良かったです。
今後ともどうか宜しくお願い致します。
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