案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年11月23日水曜日

会津線 湯野上温泉~会津田島の車窓

浅草発8:10の東武快速新藤原行きに乗り新藤原、会津田島で乗り継ぎ、湯野上温泉に着いたのが12:20と約4時間ほどであった。遠い昔、車で鬼怒川から山王峠を越えよくこの沿線を走りC11を撮ったものだが、一体どの辺りで撮ったのか今回初めて会津線に乗って車窓から沿線を眺めたのでした。

過去何回もやって来てさんざん見なれた筈の会津線の景色だが、車窓に見える遠景の山並みが冠雪で気味悪いくらいの美しさには驚いた! こんな風景見た事ない。昔から変わらず筈もない山並みの景色、これに気付かなかったのは遠景の山並みが冠雪するシーズンに来たことがなかったためだろう。そして線路ばかり見ての車運転で全体が見えなかったものかもしれない。

最も分からなかった沿線は湯野上を出た会津若松方面へ向かったSL撮影名所だが、そこは大川ダム建設で会津線ルートと駅名も大きく変わってしまったことを思い出し確認するのは諦めた。
湯野上温泉~会津田島間でも厄介なのは駅名が全く変わってしまったのが4駅もあることで、昔のままの駅名は弥五島、会津長野、会津田島くらいしかない。

会津下郷から会津田島へ向かう車窓3景
会津下郷-ふるさと公園    2011.11.22

会津下郷-ふるさと公園  

会津長野- 田島高校前
上の3景は会津下野郷から田島高校前にかけて車窓に見えた美しい山並み.
正確には判らないが栃木県境の甲子山~朝日岳にかけての連峰と思われる.

野岩鉄道と会津鉄道が接続する会津田島駅

2 件のコメント:

広報部員A さんのコメント...

『会津田島の車窓』見させていただきました。あまりの神々しい風景にしばし絶句。小野岳もなにかを宿しているような姿に感じます。現実か、別の世界を見ているのか、凄みのある画像に驚きました・・・

katsu さんのコメント...

広報部員Aさん
ありがとうございました。
BloggerのLightbox機能で様々の問題が徐々に改善され、フル活用できるようになってきたお陰です。
デジカメカラーを拡大するには最適ですが何故かフルサイズの表示ボタンは消えて無くなってしまいました。