朝のラッシュ時間帯が終わると、上見附で見受けた客車の多くは悠久山駅の構内に
休んでいて、悠久山の留置線は、さながら古典車、珍品車の展示場のようであった。
下の写真のモハ211の前身が凄い。
朝のラッシュ時に活躍していた客車群。この後の近代化で淘汰された。 悠久山 |
悠久山の構内では元小坂鉄道の客車、元草軽電車の客車化、自社製のカマボコ客車など、
次々と目を奪われる珍品を見る事ができた。
次々と目を奪われる珍品を見る事ができた。
ホハ30 (元小坂鉄道のハ10)。 同時にやって来た他の5両とは外観が異なる。 |
自社工場製のホハ20。 栃尾線の中で最も地べたを這うイメージで愉快なカマボコ客車。
もう一両の同型ホハ21は、何とモハ211(先頭の電車)へ変身している。これは凄い !
参考文献: 高井薫平著「軽便追想」
2 件のコメント:
やはり今写真を見てもすごい鉄道だった、とおもいます。小坂から来た車両はどうなったんでしょうか。足回りを利用したのでしょうか。寒かったことだけ覚えています。青蛙
青蛙さん
小坂から来た例の客車5両は、台車のみが全て生き残ったんですね。それも新造車3両に!
さらに台車2両分と、元江の電、元草軽客車のクハ化、サハ化物語は驚きの経緯で、一覧表でも作らねば。
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