案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2010年10月14日木曜日

越前の秋 昭和の電車

「えちぜん鉄道」福井駅からJR福井駅を反対側に抜けると福井鉄道福武線がある。福武線では1960年生まれの昭和の電車が今も活躍している。
地方私鉄は今やどこも都会電車ばかりで魅力を失っているが、福武線ではオリジナル車200形の3編成がラッシュ時に活躍している。福武線は派手な広告電車ばかりと思い込んでいたが、一昨年現地を訪問してみると200形が魅力ある塗装に戻されていた。
福武線は路面電車化が進められて来たが、ラッシュ時には高床式の200形が通勤通学客を満載し福井市内中心部の路面区間をノソノソ走る、こんな光景が楽しい。

朝、次々と登場して来る200形 201(昔の標準塗装) 市役所前 2008.10.14

朝の通勤通学時間の200形 202(路面電車塗装) 市役所前 

203は昔の急行塗装に。  西武生(現北府)車庫

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

1960年代は変化に富んだ鉄道、ことに地方私鉄に魅力がありますね、現在の状況はあまり気を引くところが少なくなる中、福井鉄道にはまだ古参が頑張っていて面白いですね。
青蛙

katsu さんのコメント...

青蛙さん
200形古参の出番は少ないようで、数日間滞在して鉄道線区間をじっくり撮ってみたいものです。