昭和39年、夏の花巻軌道線は人々で賑わっていた。
消えゆくナロー路線ながら駅や列車に乗客が多く
日本はまだ子供や若者が多かった時代。
そんなある時代の賑わいを集めた情景につけた
タイトルを「地方にあった人々の活気」とした。
地方小鉄道の衰退はその後のマイカーブームだけではなかった。
そんなある時代の賑わいを集めた情景につけた
タイトルを「地方にあった人々の活気」とした。
地方小鉄道の衰退はその後のマイカーブームだけではなかった。
「軌道線の賑わい」
花巻温泉郷へ向かう客で賑わう花巻駅ホーム。
スイッチバック駅西花巻の賑わい。
スイッチバック駅西花巻の賑わい。
西公園駅を降りて道路を行く人々。
電車+客車2両が満員の朝の通勤列車。
夏休みの子供達で賑わう志度平温泉駅前の遊園地。
遊園地、温泉帰りの客で満員の列車。
終点西鉛温泉に降り立つ温泉客の賑わい。
終点西鉛温泉に降り立つ温泉客の賑わい。
撮影:1964.8.2
2 件のコメント:
賑わい感が良いですね。
2枚目の21号、満員の乗客で
車内も暑かったでしょうけど、クーラーなんて不要、もしくはあっても地方私鉄には無縁の時代、車両正面の窓も構わず開け放って、草の香りが混ざったような自然の風が吹き抜けていく、あの時代ならではの空気が伝わってきます。
北鉄ノスタル爺さん
ありがとうございます。
今になって気づいたことは
地方私鉄が消えゆくあの時代に各地で見た小鉄道のあの賑わいは、地方に元気があった時代だったということになります。本当に元気な地方だったんですね。
時代とともに見方も変わってきます。
タイトル「軌道線の賑わい」)も見直すヒントになりました。
コメントを投稿