案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2023年7月6日木曜日

内部・八王子線 四日市駅の大人と子供(再掲)

 
サムネイル取り込み領域を最大にセットした最近のスキャン。

最近の再スキャンは全て黒縁入れて取り込んでいますが、昔ブログに投稿した画像↓は上下がかなりカットされているのが分かります。↓の方が鮮明度高いのは原画でやってはいけないシャープネスが勝手にセットされてしまったため。

昔ブログに投稿した画像で、サムネイル取り込み領域が最小(標準?)にセットされていた。

四日市駅の大人と子供  1965.8.5

近鉄湯野山線と内部・八王子線(旧三重電気鉄道)の標準軌1435mmとナロー762mmの電車が対面する場面.近鉄(元 三重電気鉄道)内部・八王子線は今も現存しているが、四日市駅の風景や昔の軽便電車は消滅してしまった。
四日市駅では軽便と標準軌の電車が対面する場面があった。標準軌と並んでみると、乗客の大きさは同じなのに、軽便がいかに小さいかがよく分かる。小さな車体に載せて張りあげたパンタの大きいこと。


四日市駅風景。

2 件のコメント:

風旅記 さんのコメント...

こんにちは。
四日市あすなろう鉄道になってから、このナローゲージの鉄道を訪ねました。
近鉄は大きいだけに各路線の歴史も様々ですが、湯の山線が名古屋線の支線として並んでいる様子からは、過去に内部・八王子線と繋がったナローゲージだったとは想像もつきません。
線路の幅が倍近くとなると、こんなにも違って見えるのだと改めてお写真に見入ってしまいました。
本当に大人と子供が並んでいるかのような光景ですね。
それでも今の時代にナローゲージが残っていること自体が、喜ぶべきことのようにも感じます。
四日市の駅の風景は変貌を遂げましたが、また訪ねて往時も想像してみたいものです。

katsu さんのコメント...

風旅記さん
コメントありがとうございます。
私も今の四日市あすなろう鉄道に行こうと思いながらもう何年も過ぎています。
確かに今もナローゲージの鉄道が残っていることは素晴らしいと思います。
駅や車両がその後どんなに進化していても小さなゲージと小さな車体の魅力は変わらないと思います。

ナローゲージ鉄道は1067mmゲージ鉄道と並ぶだけでも如何に小さいかよく分かりますね。
その大きさの対比できる場面がナローの最大の魅力と思っています。
私が見れた国内ナローで顔を揃えて対比できたのはこの四日市だけでした。