案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2014年4月18日金曜日

京王線 甲州街道を行く

1963年4月に京王線新宿駅の地下駅が開業し、
更にその年の8月には架線電圧が昇圧化(600→1500V)され初の1500V専用車が登場した。
600V電車が走っていた新宿地上駅と地上線を走る最後の光景はこんなであった。

最後の新宿地上駅 1963年4月 
新宿地上駅を出るとすぐカーブして甲州街道のど真ん中を走っていた京王線。新宿地下駅が開業する直前の光景で、甲州街道を右手へ進んだ橋の上にある国鉄新宿駅南口は工事中のようだ。 駅の周辺にはまだ高いビルもなく新宿もすっきりしていた。

甲州街道から新宿駅西口方面、新宿駅南口を見た現在の風景。 2014年5月
あの長閑な新宿駅周辺もあっという間にビルが林立する風景となり、
新宿地上駅があったところに京王百貨店が建つ。

デハ2150形2165  新宿-初台 1963年4月 
甲州街道の道路中央を専用軌道化した区間をダブルルーフの600V電車が走っていた.
1963年4月に現在の新宿地下駅が完成し、この風景もこの直後に地下化された.

甲州街道から別れて専用軌道へ入り初台へ向かう. 新宿-初台 1963年4月

地下化工事中の新宿-初台 1963年4月
新宿駅は地下化されたが、文化服装学院から初台まではまだ地下化工事中で
この区間の地下化が完成したのは翌年の6月であった。

5 件のコメント:

宵闇 さんのコメント...

やっぱり京王線14m車両は良いですね。
スタイルもバラバラな旧形電車ばかりの5連はどこか往年の阪神の小形電車を彷彿とさせますね。
こんな電車がこの直後、新宿の地下線に入っていたなんてと考えるとワクワクしてきます。

ちなみに最後の写真の先頭、後に221になった2401号ですね。

katsu さんのコメント...

宵闇さん
京王の中型車は地方に譲渡されて単行でも似合いましたが
やはり全パンタ車の5連は魅力的ですね。
アップ済の写真含め京王中型車だけの写真を集めてみようと考えています。
2401は221になって昇圧後も支線に生き残りましたね。


Cedar さんのコメント...

高校生の頃、16番で自作にトライした京王線の中形車5連。宵闇さんも書かれてるように西の阪神や近鉄奈良線を思わせます。蛸坊主と言われた戦災復旧車も模型化しました?

katsu さんのコメント...

Cedarさん
16番であのダイナミックな中型車5連を製作されたのですか!
蛸坊主と言われたのはダブルルーフをシングル化した電車ですね。
なんと魅力溢れる外観のことか! その後の電車にない堪らないスタイルですね。
何でこんなものに痺れるか、きっと幼い時の何か共通の体験があるのでしょう。

Cedar さんのコメント...

3輌で挫折しました…。