葛生から鹿沼を通り宇都宮に向かう国道293号線を走ると、葛生にあるセメント工場から出ている軌道が併行し、やがて軌道を横切る踏切に出る。この道は車で何回か走ったことがあり、この辺りで待っていれば頻繁にやって来る列車をいくらでも撮ることができたのにいつも素通りであった。
この写真を撮った日は初めて車を使った鉄道撮影で、余りにも楽ちんな沿線撮影であった。
国道293号線の踏切で、交換所があり行く手に石灰岩採掘の山が見える.1971.04.25
踏切を通過して行く鉱車.
半年前に中古カローラを買って、住んでいた小山から葛生まではあっという間であった.
交換所
踏切の手前を住友セメント栃木工場へ向かう列車
4 件のコメント:
何処にでもありそうな日本の田舎の原風景の中に、ナローの貨物線の列車が走っているのが良いですねぇ~✨
一様に見えたホッパ車も画像を拡大してみると、鋲接と溶接の新旧2タイプあるようです。鋲接のものには側板を嵩上げした痕跡があります。大型のホッパ車導入前の貴重な記録ですね。なぜか、風景の中に吸い込まれて行く様な後追いショットに惹かれます。
新しいタイトル画像いいですね。様々な経歴を辿ってやって来た車輌たちのコロニー。地方私鉄の魅力のひとつですね。まだ社線の貨車も現役で、「最後の田舎電車」と題されたセンスに感服。
ブログをご覧の皆様、Katsuさんが撮影された珍しい貨車等をアップしましたので、お時間がありましたらこちらも是非のぞいて見てください。
#9999さん
ホッパ車そうでしたか。さすが貨車研究家ですね。私には判りませんでした。
タイトル画像で新潟交通は前回も一度使ったことがあるのですが気に入らず直ぐ引っ込めました。
今回も迷っているところですが社線の貨車はそこに居るだけで引き立ちますね。
サイト「旧型貨車保存図鑑」
http://www.freightcar.jp/index.htm
ではいつもお世話になっています。
宵闇さん
野山の風景を走るナローの貨物線は確かに良いですね。
もし今でもこんな路線が存在していればどれだけ楽しめることでしょうか。
あの時代の楽しみに較べると、私にとって今は撮りに行きたくなるような楽しみは殆どない状況です。
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