案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2012年11月19日月曜日

西武新宿線 101系の思い出

西武池袋線で最後を迎えた101系2+8連は2編成で、先週遂に1編成が運用離脱したとのこと。
これで残る2+8連はリバイバル・ツートンカラー2連付の1編成のみということに。
遂に標準カラーの2+8連は永遠に見れなくなってしまったようだ。

西武新宿線で101系2+8連の魅力に気付いたのが4年前2008年4月の雨の朝のことであった。
朝9時25分に通過する上り急行西武新宿行。
いつもは川越側につく2連がこの日は新宿側につき、先頭2丁パンタ車の編成となった。

先頭に連結されたスカート無しの野性味溢れる285Fの2連。
雨の中を朝の通勤客を満載し轟音たてて100Km/hで通過して行った。
この時の感動・感激が病みつきになってしまった。
翌日の2連はまた川越側についてしまい、先頭2丁パンタ車は次にいつ登場するかは判らない。
こんな朝の101系の楽しみも新宿線からはとっくに消えて、101系2+8連は池袋線で最後を迎えていた。

 雨の武蔵関を通過する101系前パン編成    2008.04.24  
311F(8連)+285F(2連)→西武新宿


2 件のコメント:

chitetsu さんのコメント...

katsuさん
N101系10連の運用離脱は分かっていたこととは言え残念ですが、2連タイプはまだ3編成残っているはずなので、編成組み替えがあれば黄色一色の10連はまだもう少し見れそうな気がします。

katsu さんのコメント...

chitetsuさん、
そうでしたか、2連の残りはあと3編成ですか。
本線でまた黄色一色の10連がある日登場するのを期待して
時々観察してみようかなと思っています。
いずれにしても年内には全廃ですね。