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高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2021年3月15日月曜日

御坊臨港鉄道 リニューアル

以前紹介済みの御坊臨港鉄道ですが、曇天のせいか現像のせいか薄くて最悪のネガでした。

そこで再々度設定を変えてスキャンしてみました。画像は全て長辺2048pixです。

撮影:1964.7.9 
終点日高川の殺伐とした風景。


日高地方の家並みを行く気動車。


下校時間になると紀伊御坊にいた荷台付キハを増結して40801+308で御坊へ向かう。高校生が荷台まで溢れている。1964.07.09

御坊臨港鉄道キハ40801が発車を待っている紀伊本線御坊駅。1964.07.09


4 件のコメント:

モハメイドペーパー さんのコメント...

 この時代、設備はボロでも乗客はそこそこ多かったのですね。キハの荷台も飾りではないことが証明されています。

katsu さんのコメント...

モハメイドペーパーさん
荷台も便利に使っていますね。
西大寺鉄道では自転車をよく乗せていました。

通学客が多いのは撮影した時代がちょうど団塊世代の高校生時代だったせいでしょう。
頸城などで鈴なりの高校生たちの写真は団塊世代だと思います。
あれだけ若者が多かった、かって日本にあった活況期だったんですね。

天ワカ さんのコメント...

いつも懐かしさを感じる写真の掲載ありがとうございます。
一点、重箱の隅つつきですが、紀伊本線ではなく紀勢本線ですね。

katsu さんのコメント...

天ワカさん
ご指摘ありがとうございました。
お恥ずかしい誤字を早速訂正させて戴きました。