このバッテリ式電車はよく知られている通り、東北線電化区間を架線からの電力で走り、非電化区間の烏山線をバッテリ電源で走り、両端駅で補充電するバッテリ式電車です。
烏山線の自然豊かな素晴らしい沿線風景を最新の電車が走るのを是非撮ってみたいものです。
そして静かな電車の快適性は当然でした。
烏山線ダイヤから走行時間と両端駅停止時間を時間軸にして、電池の充電量と放電量と残量の関係がどうなっているかが興味深い。この日の休日ダイヤでは烏山駅で1~1.5h、宇都宮駅停車+架線走行で1h程度の充電時間となる。一日の稼働パターンに対して電池容量の選定など、当然ながら烏山線の稼働パターン(充放電サイクル)に的を絞って開発されているのでしょう。
宇都宮10:03発の人気者"アキュム" 2015.09.06
"アキュム"はこの時間から稼働スタートし電池は前夜に満充電されているのでしょう。
"アキュム"はこの時間から稼働スタートし電池は前夜に満充電されているのでしょう。
宇都宮から宝積寺まで架線からの電力で走行している車内表示
15分ほど走行し10:17宝積寺に到着、パンタを下げてここから非電化区間を走る
非電化区間をバッテリ電源で走行している車内表示
宝積寺から35分走行して烏山10:57着 パンタ挙げて補充電開始する
次の宇都宮行12:29まで約1時間半の補充電
次の宇都宮行12:29まで約1時間半の補充電
烏山駅で充電のための電源設備
架線がないバッテリ式電車 烏山駅
2 件のコメント:
お久しぶりです。SMEです。
烏山線のハイブリッド車を見ていて、宮崎交通のチハ101を思い出しました。
「早過ぎた」と言えば早過ぎたのでしょうが、65年前に、今の技術の足掛かりが出来ていたと言うのは、また驚きです。
SMEさん
お久しぶりです。
宮崎交通のバッテリ式電車ですね。
もう65年も昔のことになりますか。
クラッド式鉛電池で急速充電の技術もない時代によくあのような電車を作ったものです。
今の交流電装品と新型電池や急速充電器を組み合わせた進化は、65年前と比べ物になりませんね。
エンジンがあるハイブリット車と違ってバッテリ式電車の汎用性はかなり限定されると思います。
しかし更なる電池の進化などでどういう時代がやって来るのでしょうか。
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