案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2014年10月6日月曜日

加悦鉄道 丹後ちりめんの里

大江山と丹後ちりめんの里加悦町に似合う素晴らしい終着駅. 1962.07.31

加悦鉄道が走った土地の風情と言えば「大江山」と「丹後ちりめんの里」になるでしょう。
昭和37年真夏に訪問した加悦駅があった 「加悦町」はその後2006年に与謝郡「与謝野町」となった。

現在の与謝野町(元加悦町)商工観光課から送付戴いた様々なパンフレットには、丹後ちりめんの歴史やちりめん街道のことが紹介され、加悦の町は丹後ちりめんの里として栄えてきたことがわかる。今も生産されている丹後ちりめんの生産高は1973年がピークだったそうである(朝日新聞)

そんな歴史を残す街並の一角に加悦駅舎を使った「加悦鉄道資料館」がある。駅事務室の展示、加悦鉄道で実際に使われていた鉄道備品類や各種灯火類、保線工具の展示など、地方私鉄の鉄道遺産を是非見学してみたいものである。

与謝野町指定文化財 旧加悦鉄道加悦駅舎 加悦鉄道資料館
 与謝野町商工観光課発行のパンフレット

パンフレットに掲載頂いたブログの古典客車画像


大江山を望む加悦鉄道の名場面  1962.07.31
今では信じられない多くの現役古典車両が揃った生きた博物館 加悦

格調ある加悦駅の現役時代 1962.07.31

加悦鉄道の主な過去の記事はこちら
 「大江山鉱山と小型蒸機

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