案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2013年4月10日水曜日

大井川鉄道井川線1

1966年9月の「鉄道友の会」撮影会で静岡鉄道駿遠線と大井川鉄道を訪問しました。
大井川鉄道では川根両国と千頭で井川線を撮ったものの、川根両国の片隅に出現した千頭森林鉄道の強烈なインパクトで井川線も影が薄くなってしまいました。3'6''ゲージながら軽便サイズの井川線をアップしてみます。

軽便サイズの井川線   川根両国 1966.9.23
3'6''ゲージの左脇に千頭森林鉄道の2'6''ゲージ線路が並走する.

川根両国を発車した下り列車

たぶん川根両国の駅で千頭行に乗り込むところでしょう.

千頭の井川線構内

千頭駅の4番ホームが井川線のりば

軽便サイズの井川線の列車

2 件のコメント:

影武者 さんのコメント...

細い軌条にガニ股のKATO、アーチバー台車を履いたオープンデッキの客車。まさに軽便鉄道か森林鉄道かといった風情ですよね。
機関車も客車も数を減らしたとはいえ、井川線の基本的な姿は今でもそう変わっていないのが驚きです。

katsu さんのコメント...

影武者さん
ほんとうにガニ股ぶりが凄いですね。
9mmゲージが無かった頃、16番ゲージで軽便模型を作ったのを地で行くようです。
一度だけ訪問した大井川鉄道、古い客車が今尚健在なようで乗りに行きたいものです。