案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年2月20日日曜日

最後の筑波鉄道 筑波北方の駅

筑波北方には似たような感じの駅が続き、撮影メモがないため撮影場所の確定に難航し、
この区間の全駅を北から南へ岩瀬駅から並べてみました。
駅の解説は「さようなら筑波鉄道線」記念乗車券の各駅スポットガイドより。
撮影は全て1987(S62)年1~3月。

岩瀬駅 国鉄水戸線乗換え駅、近くに県指定文化財「富谷観音」がある。

雨引駅 坂東33ヶ所霊場“雨引山楽法寺”(雨引観音)


東飯田駅 村の鎮守八幡神社(旧暦8月17日が祭典で花火大会がある)

樺穂(かばほ)駅 大ギセルで有名な加波山タバコ神社。筑波連峰の加波山への登山口。


真壁駅 雪見灯篭など石材加工の盛んな町、近くに伝正寺がある。


常陸桃山駅 筑波山を源にした男女川沿いに水車を利用した
ウドン、ソバが作られている。


紫尾(しいお)駅 県営筑波山ユースホステル入口、ここから日光・那須連山が眺望できる。


酒寄駅 みかん狩りに最適「観光みかん園」、近くに椎尾薬師がある。

上大島駅 白壁土蔵、古い家並みが続く真壁街道。 

筑波駅 名峰筑波山への登山口。縁結びの筑波山神社、筑波梅林。

最後の筑波鉄道、最終日の3月31日に向けてまだまだ続きます。

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